京都・鴨川 等間隔のヒトに溶け込む生き物にギョッ 「完全に京都市民」「なじみすぎて気づかず二度見」

京都・鴨川で等間隔に座る人々に混じり、1羽のアオサギまで同じような間隔でたたずんでいる写真が、Xで話題になっています。撮影されたのは、三条大橋付近の鴨川沿い。人々が一定の距離を空けて座る中に、アオサギがあまりにも自然に溶け込んでいたため、撮影した男性も思わず二度見したといいます。投稿は335万件のインプレッションを記録し、「この鳥も、ちゃんと京都人なんですね」「シュールすぎる」などの声が寄せられました。

投稿したのは、日本とアフリカを行き来しながら事業をしているmaruさん(@official78647)。写真は4月下旬、京都・鴨川の三条大橋付近で撮影されたものです。

鴨川沿いといえば、人々が一定の間隔を空けて座る光景でよく知られています。この日はその並びに1羽のアオサギも交じり、人々と同じような距離感でたたずんでいました。あまりにも自然に風景へ溶け込んでいたため、maruさんもすぐには気づかなかったといいます。

「最初は人間になじみすぎていて、気付かなかったです。二度見しました(笑)」

アオサギは同じ場所に10分以上とどまり続けていたそうですが、周囲の人たちも特に気にする様子はなく、談笑したりご飯を食べたり、本を読んだりして思い思いに過ごしていたそう。そのときの光景を「完全に京都市民でしたね」と振り返ります。

maruさんは同じ場面を何枚も撮影し、その中からアオサギの表情が凛々しく見える1枚を投稿用に選んだのだとか。投稿には、「平和やなぁ」「シュールすぎる」などの声が寄せられました。maruさんが特に印象に残っているのは、映画「君たちはどう生きるか」と関西弁を掛け合わせた反応で「自分らはどない生きるねん」というコメントだといいます。

鴨川周辺では、今回のアオサギ以外にも、さまざまな生き物を身近に感じられるそうです。鴨の家族が道路を横切ったり、トンビが人の手にあるサンドイッチを勢いよく狙ってきたりすることも。季節によって出会える生き物も変わり、6月には蛍が現れ、大雨の後にはオオサンショウウオが川から上がってくることもあるといいます。人々がくつろぐすぐそばで、鳥や生き物が過ごす光景こそ、maruさんが感じている鴨川の魅力の一つです。

maruさんは、自然と文化が共存する街並みに引かれて京都大学に入り、大学院まで進んだそう。SNSでは、普段はアフリカでの活動に関する投稿が多いなかで、今回のように京都の話題で大きな反響があったことに驚いたといい、「京都の可能性恐るべしだと痛感しました」と話します。

現在は、日本とアフリカを行き来しながら活動しているmaruさん。活動のきっかけは、高校時代にオンライン英会話の先生から、出身地であるデュラ村の暮らしについて聞いたことでした。一時的な送金ではなく、継続して収入を得られる仕組みを作りたいと考え、現地で養蜂や農園づくりなどを進めています。

「今の私は、京都での自然豊かな環境、個性豊かな人々から受けた恩恵で成り立っています。この経験値をアフリカに還元したいなと考えており、それが私の人生の宿命だと自覚しております!」

ライフ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング

    話題の写真ランキング

    リアルタイムランキング

    注目トピックス