【ハイブリッド/ガソリン別】燃費の良いミニバンはどれだ!ランキング大発表 2位は「フリード」、1位は最も新車台数が多い人気車種
ファミリーカーとして人気の高いミニバン。現在は燃費性能の優れた車種も多いので、ランキングを参考に車種を検討してみてください。ハイブリッド車とガソリン車別におすすめのミニバンを紹介しています。
※本記事の車両情報は、2026年1月23日時点のガリバー「車カタログ」及び同日時点の各メーカー最新情報より引用しています。
■燃費のいいミニバンランキング(ハイブリッド)
2026年1月末現在、国産ミニバンでは9車種にハイブリッド車の設定があります。以下に、各車種の詳細情報や特徴をまとめました。
※アルファードとヴェルファイアはハイブリッド車の情報で、PHEVの数値は含んでいません。
▽1位:シエンタ(最高28.4km/L)
・区分:コンパクト(全長4260mm)
・ハイブリッド車の燃費:24.8~28.4km/L
・ハイブリッド車の価格:244万円~332.2万円
1位はコンパクトミニバンのシエンタ。小さいながらも5人乗りと7人乗りを選択でき、現在ミニバンの中で最も新車販売台数が多い車です。
7人乗りの3列目シートは、非常用か子ども用程度の狭さです。しかし、誰でも運転しやすいサイズ感で使い勝手や安全性能も十分。コストパフォーマンスに優れた一台として人気です。中古車市場では先代モデルも人気があります。
▽2位:フリード(最高25.6km/L)
・区分:コンパクト(全長4310mm)
・ハイブリッド車の燃費:21.1~25.6km/L
・ハイブリッド車の価格:302.3万円~360.2万円
フリードは2024年6月にフルモデルチェンジ。ハイブリッド車にはホンダの独自技術「e:HEV」を採用し、燃費性能が大幅に向上しました。
燃費自体はシエンタより劣りますが、フリードは居住性の高さが魅力。室内空間が広く確保され、3列目を含めてシートの座り心地も良いです。また、乗車定員は5人/6人/7人から選ぶことができ、ユーザーの多様なニーズに応える一台となっています。予算が気になる場合は、登録済み未使用車も含めてチェックすると良いでしょう。
▽3位:ノア(最高23.4km/L)
・区分:ミドルサイズ(全長4695mm)
・ハイブリッド車の燃費:22.0~23.4km/L
・ハイブリッド車の価格:318.2万円~414.9万円
ノアとヴォクシーは姉妹車の関係で、スペックは基本的に同じです。ただし、ノアにはヴォクシーより装備を簡素化し、エアロ仕様も施していないグレードが存在するため、車両価格や最高燃費に差があります。
燃費は同クラスのライバルより抜きんでており、安全性能も国産車トップレベル。販売台数も、ヴォクシーに引けを取りません。
▽4位:ランディ(最高23.2km/L)
・区分:ミドルサイズ(全長4695mm)
・ハイブリッド車の燃費:22.0~23.2km/L
・ハイブリッド車の価格:357.6万円~381.7万円
4位にランクインしたのは、スズキのミニバン「ランディ」。 先代モデルまではセレナから提供を受けていたOEM車でしたが、2022年のフルモデルチェンジでノアのOEM車に変わっています。
ノアのOEM車だからこそ、実力は十分。「あえて他の人と被らないモデルが良い」という人は、検討してみてください。
▽5位:ヴォクシー(最高23.0km/L)
・区分:ミドルサイズ(全長4695mm)
・ハイブリッド車の燃費:22.0~23.0km/L
・ハイブリッド車の価格:359.6万円~422万円
2022年のフルモデルチェンジで燃費性能が大幅に向上したヴォクシー。スペックはノアと変わらないため、基本的には見た目でどちらにするか決めれば良いです。
前述の通り、ノアとはグレード展開と仕様展開に違いがあり、ヴォクシーはエアロ仕様のみの設定です。燃費はノアよりも若干劣りますが、その差はごくわずかで気にするほどでもありません。
▽6位:セレナ(最高20.3km/L)
・区分:ミドルサイズ(全長4690~4765mm)
・ハイブリッド車の燃費:18.1~20.3km/L
・ハイブリッド車の価格:329.3万円~499.8万円
※2026年2月発売モデルの情報
セレナのハイブリッドシステム「e-POWER」は、エンジンで生み出した電力を使って走行します。電気自動車のようなスムーズな加速と、高い静粛性が魅力です。また、高レベルの運転支援技術を搭載し、シートの座り心地も良く、長距離移動に適しています。
2026年2月のビッグマイナーチェンジで外観が刷新され、利便性や安全性も向上。一方で、これから中古車価格の下落が期待できる前期モデルや先代モデルの中古車もおすすめです。
▽7位:ステップワゴン(最高20.0km/L)
・区分:ミドルサイズ(4800~4830mm)
・ハイブリッド車の燃費:19.5~20.0km/L
・ハイブリッド車の価格:393.8万円~440.7万円
ユニークさを備えながらも、洗練されたデザインのステップワゴン。現在は「AIR(エアー)」「SPADA(スパーダ)」の2つのモデルに分かれています。
ライバルのノア/ヴォクシーやセレナに比べて燃費性能は優れていないものの、サイズが大きめで、シートアレンジに長けています。2列目シートを前後左右に自由に動かせる点、また3列目シートを床下格納できる点が魅力です。2025年5月には一部改良が行われ、装備が大幅に充実しました。
▽8位:アルファード(最高18.9km/L)
・区分:ラージサイズ(全長4995mm)
・ハイブリッド車の燃費:16.5~18.9km/L
・ハイブリッド車の価格:510万円~882万円
超大型ミニバンでありながら、Mクラスミニバンに近い燃費性能を誇るアルファード。フルモデルチェンジで先代以上に高価格となりましたが、2025年から廉価グレード「X」(8人乗り)を510万円~の価格で販売。ハイブリッド車なので燃費性能も良く、ユーザーから賞賛の声が上がっています。
高級車ならではの装備を求めるのであれば、中古で先代アルファードの上位グレードを購入するのもおすすめです。
▽9位:ヴェルファイア(最高17.7km/L)
・区分:ラージサイズ(全長4995mm)
・ハイブリッド車の燃費:16.5~17.7km/L
・ハイブリッド車の価格:705万円~902万円
ヴェルファイアは、8位のアルファードと基本スペックは同じです。しかし、アルファードから発売された廉価グレードの8人乗りモデルは、ヴェルファイアに存在しません。このグレードの違いから、最高燃費に差が出ています。車両価格は非常に高いながら、高級車さながらの装備で快適性は抜群です。
▽日産エルグランドもハイブリッド投入へ
日産は、2025年秋のジャパンモビリティショーで新型エルグランドを発表。次期エルグランドは、ハイブリッド車(e-POWER)が設定される予定です。
発売は夏頃といわれており、まだハイブリッド車の詳しい燃費性能は判明していません。しかし、アルファードやヴェルファイアに対抗する上質感と先進性を備えた一台として今から注目されています。
■燃費のいいミニバンランキング(ガソリン)
「ハイブリッド車では予算オーバー」「年間5000kmほどしか走らない」といった人は、ガソリン車も検討しましょう。
燃費ランキングTOP10は、サイズの小さいシエンタとフリード、ミドルサイズならノア/ヴォクシーとノアのOEM車であるランディが、上位に位置しています。
▽1位:シエンタ(5人/ 7人)
・最高燃費(WLTCモード):18.4km/L
・新車時価格:207.8万円~
▽2位:フリード(5~7人)
・最高燃費(WLTCモード):16.5km/L
・新車時価格:262.4万円~
▽3位:ノア(7~8人)
・最高燃費(WLTCモード):15.0km/L
・新車時価格:283万円~
▽同3位:ランディ(8人)
・最高燃費(WLTCモード):15.0km/L
・新車時価格:323.2万円~
▽5位:ヴォクシー(7~8人)
・最高燃費(WLTCモード):14.8km/L
・新車時価格:324.6万円~
▽6位:ステップワゴン(7~8人)
・最高燃費(WLTCモード):13.2km/L
・新車時価格:334.8万円~
▽7位:セレナ(8人)
・最高燃費(WLTCモード):13.0km/L
・新車時価格:278.5万円~
▽8位:デリカD:5(7~8人)
・最高燃費(WLTCモード):12.9km/L
・新車時価格:451万円~
▽9位:アルファード(7人)
・最高燃費(WLTCモード):10.6km/L
・新車時価格:555万円~
▽10位:ヴェルファイア(7人)
・最高燃費(WLTCモード):10.3km/L
・新車時価格:670万円~
▽唯一無二のデリカD:5にも注目
・区分:ミドルサイズ(全長4800mm)
・燃費:12.9km/L(ディーゼル)
・価格:451万円~494.5万円
※2026年1月発売モデルの情報
デリカD:5は、クリーンディーゼル車のみの展開です。ミニバンで随一の最低地上高を誇り、悪路走破性を備えた唯一無二のSUV風ミニバンといえます。アウトドアや車中泊を楽しみたい人におすすめです。
2026年1月には外観も刷新したビッグマイナーチェンジが行われ、燃費も若干ながら向上します。一方で、デリカD:5はマイナーチェンジ前でも十分に性能が優れていますので、中古での購入もおすすめです。
■ハイブリッドとガソリンはどっちが得?
ハイブリッド車は購入後のガソリン代を抑えられる一方、ガソリン車と比べて車両価格が数十万円高いです。走る距離によっては、ガソリン代で車両価格の差を埋められません。
どちらが得かはその時のガソリン価格などにもよりますが、おおよそ年間8000~1万km以上乗る場合にハイブリッド車をおすすめします。また、中古で低価格のハイブリッドを探しても良いでしょう。
■燃費のいいミニバン探しのポイント
燃費のいいミニバン探しにあたっては、以下2つのポイントを知っておくと良いでしょう。
・基本的にサイズが小さいほど低燃費
・基本的に低グレードほど低燃費
サイズの小さい車は車両重量が軽く、エンジンへの負担も減るので、低燃費な傾向があります。また、同じ車種でも低グレードのモデルは装備が少なく、タイヤも小さいことが多いため、一般に燃費が良いです。
■燃費以外のミニバン選びのポイント
ミニバン選びでは、燃費以外にも①サイズ、②居住性の高さ、③リセールバリューに着目しましょう。
▽ポイント(1)サイズ
現在のミニバンは、基本的にコンパクト(SSクラス)・ミドルサイズ(Mクラス)・ラージサイズ(LLクラス)に大別されます。
【ハイブリッド車のサイズと最高燃費】
【ガソリン車のサイズと最高燃費】
一般にはサイズが小さいほど低燃費で、税金などの面でも維持費が安い傾向があります。また、無理に大きなサイズを買うと「運転が怖い」といった事態になることも。
一方で、コンパクトミニバンの3列目は決して広くありません。常時3列目を使うのであれば、ミドルサイズ以上を選びましょう。
▽ポイント(2)居住性の高さ
居住性の高さでは、特に以下の点をチェックしましょう。
・シートの座り心地
・シートアレンジのバリエーション
・2~3列目の快適性
・フルフラットの状態(車中泊に使う場合)
長距離移動に使うなら、座り心地を重視しましょう。また、小さな子どもがいるファミリーやアウトドアでの利用には、シートの可動域が広い車種がおすすめです。
▽ポイント(3)リセールバリュー
リセールバリューとは「買取時にどの位の価値が残っているか」を指標化したもので、愛車の将来的な査定額の推測に役立ちます。
ミニバンはファミリーを中心に人気が高く、一般にリセールバリューは高いです。「子どもが成長したら売却」など乗り換えの希望があるなら、人気の車種・グレード・色を選ぶようにしましょう。
■気軽に使いやすい中古車も検討を
車のコストで最も高いのは、購入時の車両価格です。だからこそ、車の総コストを抑えるには車両価格を抑えることが重要といえます。
車両価格を抑えたい場合は、中古車も検討してみましょう。中古でも多様な年式・価格の車があります。特に、ファミリーやアウトドアでの利用なら、汚れやキズを気にせず使いやすくおすすめです。
(まいどなニュース/norico)





