燃費の良い軽自動車ランキング 2位はスズキ「ラパン」…1位は? 安くて高コスパな車を紹介

小さなボディで小回り性がよく、経済的な軽自動車。本記事では、2026年1月時点の軽自動車燃費ランキングを車両価格情報付きでご紹介します。コスパに優れた車選びにご活用ください。

■燃費の良い軽自動車ランキング

以下で、ランクインした車種(一部OEM車は除く)の画像と特徴をご紹介します。

※新車時価格と最高燃費は2026年1月1日時点での各メーカー公式ページより

▽1位:スズキ「アルト」(最高28.2km/L)

アルトは、軽自動車の中でも低価格で燃費も良いコスパ優良車です。車両価格はミライースとそのOEM車に次いで安く、マイルドハイブリッド車も用意されています。廉価グレードのガソリン車の場合、WLTC燃費は最高25.8km/L(2WD)です。

2025年6月の一部改良でデザインがより愛らしくなり、燃費性能も向上しました。なお、同じ順位のキャロルはOEM車です。

【利用者口コミ】

通勤用にアルトの中古を購入しました。通勤中に道路が混んだときによく狭い抜け道を通るのですが、サイズの小さいアルトはとても走行しやすかったです。(中略)小回りが利いて燃費の良い軽自動車を購入したい人にオススメな車種です(30代男性)

▽2位:スズキ「ラパン」(最高27.3km/L)

ラパンのサイズは基本構造はアルトと全く同じですが、オシャレなデザインや色合いはラパンならではの魅力です。外観だけでなく、内装でもとことん「可愛らしさ」を追求しています。また、収納場所が多く、使い勝手も優れた一台です。

2025年7月に一部改良が行われ、デザイン変更とともに燃費が向上しています。全車マイルドハイブリッド搭載で、どのグレードを選んでも燃費が良いです。

【利用者口コミ】

平日に私が運転する用として購入しました。外観も内装もとにかくかわいくて満足です! (中略)車体の小ささのわりに中は広めで、運転しやすく乗りやすい車だと思います。内装がかわいいので乗る気にもなるし、ペーパードライバーを脱却するのに最適の車でした!(30代女性)

▽3位:スズキ「ワゴンR」(最高25.1km/L)

ワゴンRもコスパに優れた一台です。アルトやラパンと違ってハイトワゴンなので、身長の高い人でも安心して後席に乗れます。また、室内長はN-BOXなども抑えて軽自動車トップです。

以前は多様なデザインが用意されていましたが、2025年12月の一部改良でカスタムモデルをベースとした1種類に集約されました。安全装備や快適装備も充実しています。

【利用者口コミ】

燃費がいいので長距離移動にも最適、アクセルを踏むと気持ちよく加速してくれるので高速道路も走らせやすかったです。普通車と比較をしても引けを取らない、コスパのいい車だと感じました(40代女性)

▽同3位:スズキ「ワゴンRスマイル」(最高25.1km/L)

ワゴンRスマイルはワゴンRの派生モデルであり、両側にスライドドアを搭載しています。大きな丸目を備えた愛らしいデザインとオシャレな色合いが魅力です。

ライバルにダイハツのムーヴキャンバス(10位)がありますが、ワゴンRスマイルはマイルドハイブリッド車を設定している分だけ燃費が優れています。また、走行安定性が優れている点も好評です。

【専門家レビュー】

スマイルの燃費は、わずかにワゴンRに負けているものの、むしろ優秀な数値と言える。スマイルの車重が重いからだ。スマイルの車重は840~870kgなのに対して、ワゴンRは730~790kgだ。スマイルは80~110kgも重いのにほぼ同等の燃費値を出している。

▽同3位:スズキ「スペーシア」(最高25.1km/L)

スペーシアは2023年11月にフルモデルチェンジ。燃費性能はスーパーハイトワゴンの中で抜きんでています。使い勝手も優れており、後席の快適装備もライバル以上に充実しています。

ワゴンRスマイル(同4位)と車両価格がほとんど変わらず、全車マイルドハイブリッドであることを考えると、非常に魅力的な選択肢です。なお、フレアワゴンはOEM車です。

【利用者口コミ】

乗り心地は非常に良いし、燃費も満足しているし、外観や内観も嗜好に合うので、自分にとっては非常に良いものだと思います。類似車種はほかのメーカーでもありますが、それらにも乗ったことがあるうえでスペーシアはいい車だと思います(30代男性)

▽4位:ダイハツ「ミライース」(最高25.0km/L)

車のコストをとにかく抑えたい人におすすめなのが、ミライースです。他の車と比べて装備が充実しているわけではありませんが、ライバルと比べて車両価格が安く、かつ燃費性能も優れています。

すでにモデル末期であり、1~2年のうちにフルモデルチェンジとなる可能性があります。なお、同じ順位のピクシスエポックとプレオプラスはOEM車です。

【利用者口コミ】

小回りが抜群で燃費の良い車です。軽自動車なのであまり速度は出ませんが、街乗りを基本とした使用なら問題なく使えると思います。燃費がとても良いので、節約したい方にピッタリです(30代女性)

▽同4位:スズキ「ハスラー」(最高25.0km/L)

遊び心たっぷりの外観で大ヒットしたハスラー。デザイン性の高さに加え、室内の広さや走行性能の高さも魅力です。

大人気車種だからこそ、中古車市場での流通量も多いのが特徴。改良を加えながらも数年で車両価格が上がってきているので、購入費用を抑えたい場合は中古車もチェックしてみてください。なお、同じ順位のフレアクロスオーバーはOEM車です。

【利用者口コミ】

ハスラーの魅力は何と言っても、その優れた外装です。また、燃費もいいですし、乗り心地もいいので、遠出をするのにもまったく問題ありません。よく高速道路を使ってあちこちに行っていますが、毎回快適なドライブができていますよ(20代男性)

▽5位:スズキ「スペーシアカスタム」(最高23.9km/L)

スペーシアカスタムは2023年11月にフルモデルチェンジ。標準モデルのスペーシアより燃費は劣りますが、デザイン性の高い一台に仕上がっています。もちろんスーパーハイトワゴンのカスタムモデルでは断トツに燃費が良いです。なお、同じ順位のフレアワゴンカスタムスタイルはOEM車です。

▽同5位:スズキ「スペーシアギア」(最高23.9km/L)

2代目となるスペーシアギアは、2024年9月に登場しました。他のスペーシアシリーズとの違いとして、アウトドア志向のタフな外観に撥水・防汚シートを備えています。なお、同じ順位のフレアワゴンタフスタイルは、OEM車です。

▽6位:日産「デイズ」(最高燃費23.3km/L)

ハイトワゴンの中でも先進装備や予防安全装備が充実しているデイズ。軽自動車で初のプロパイロットやSOSコール(ともにグレード別設定)を備え、軽自動車でも長距離運転をする人や万が一の状況に備えたい人におすすめです。

▽同6位:三菱「eKクロス」(最高燃費23.3km/L)

eKワゴン(8位)のカスタムモデルであるeKクロス。前述のデイズとは、姉妹車の関係です。ミニバンのデリカD:5に近い顔つきをしており、迫力系の顔が好きな人におすすめします。こちらもマイパイロットなどの先進装備や予防安全装備が充実しています。

▽7位:ホンダ「N-ONE」(最高燃費23.2km/L)

レトロモダンな外観と高い走行性能が魅力のN-ONE。ロールーフ系の軽自動車としては高価格ですが、装備が充実しており、MT車も用意されています。コスパ重視というよりは、高品質・高性能を売りにした車です。

▽同7位:三菱「eKワゴン」(最高燃費23.2km/L)

eKワゴンはeKクロスのデザイン違いであり、デイズの姉妹車にあたります。柔らかなデザインの軽自動車を求める人におすすめです。ただし同じハイトワゴンではスズキのワゴンRやワゴンRスマイルの方が燃費も良く、人気はやや劣ります。

▽8位:ホンダ「N-WGN」(最高燃費23.1km/L)

大人気のホンダNシリーズで最も安価なN-WGN。愛らしくも誰でも使いやすいデザインで、実用性にも優れています。また、高い安全性能も魅力です。ただし、現在はワゴンRやデイズといったライバルも魅力的なので、違いをよく見て選択しましょう。

▽9位:ダイハツ「ムーヴキャンバス」(最高燃費22.9km/L)

ムーヴキャンバスは、ワゴンRスマイル(4位)と同じく両側スライドドア付きのハイトワゴンです。コスト面ではワゴンRスマイルに軍配が上がりますが、デザイン面では高い人気を誇ります。2022年にフルモデルチェンジし、快適装備も充実しています。

▽10位:ダイハツ「タント」(最高燃費22.7km/L)

タントは助手席側にBピラーがなく、助手席と後部座席の扉を開けると大空間が広がる「ミラクルオープンドア」を採用しています。スーパーハイトワゴンの中でも実用性重視の一台です。現行モデルは、マイナーチェンジ後のカスタム車が特に人気です。

■タイプ別 燃費の良い軽自動車ランキング

軽自動車には、「スーパーハイトワゴン」「ハイトワゴン」「ロールーフ」と主に3つのボディタイプが存在します。ここでは、各タイプでの燃費ランキングをご紹介します。

※OEM車は除いてランキングを作成しています。

▽スーパーハイトワゴンTOP5

スーパーハイトワゴンは、一般に全高1700mm以上でスライドドアを搭載した軽自動車を指します。軽自動車の中でも現在最も人気があるタイプです。

1位:スズキ「スペーシア」

新車時価格:153万円~

最高燃費(WLTCモード):25.1km/L

2位:スズキ「スペーシアカスタム」

新車時価格:180.2万円~

最高燃費(WLTCモード):23.9km/L

同2位:スズキ「スペーシアギア」

新車時価格:195.3万円~

最高燃費(WLTCモード):23.9km/L

3位:ダイハツ「タント」

新車時価格:148.5万円~

最高燃費(WLTCモード):22.7km/L

4位:ダイハツ「タントファンクロス」

新車時価格:181万円~

最高燃費(WLTCモード):21.9km/L

5位:ホンダ「N-BOX」

新車時価格:173.9万円~

最高燃費(WLTCモード):21.6km/L

スーパーハイトワゴンは軽自動車の中では車重が重く、燃費性能が低め。しかしその中で、フルモデルチェンジを受けたスペーシアは群を抜いた数値となっています。

▽ハイトワゴンTOP5

ハイトワゴンは、一般に全高1600mm以上の軽自動車を指します。身長180cm程度までなら頭上に余裕を持てます。スライドドアを搭載した車種は少ないですが、コストと実用性の両立を図りたい人におすすめです。

1位:スズキ「ワゴンR」

新車時価格:143万円~

最高燃費(WLTCモード):25.1km/L

同1位:スズキ「ワゴンRスマイル」

新車時価格:148.9万円~

最高燃費(WLTCモード):25.1km/L

2位:スズキ「ハスラー」

新車時価格:151.8万円~

最高燃費(WLTCモード):25.0km/L

3位:日産「デイズ」

新車時価格:143.8万円~

最高燃費(WLTCモード):23.3km/L

同3位:三菱「eKクロス」

新車時価格:174.4万円~

最高燃費(WLTCモード):23.3km/L

4位:ホンダ「N-ONE」

新車時価格:176.8万円~

最高燃費(WLTCモード):23.2km/L

同4位:三菱「eKワゴン」

新車時価格:146.9万円~

最高燃費(WLTCモード):23.2km/L

5位:ホンダ「N-WGN」

新車時価格:157.6万円~

最高燃費(WLTCモード):23.1km/L

スーパーハイトワゴンに比べると燃費性能の差がありますが、それでもTOP5での差はわずか2km/L程度です。デザインや機能性を考慮して選びましょう。

▽ロールーフTOP5

ロールーフは、セダンのように車高が低めの軽自動車です。燃費が良く、車両価格も他のタイプに比べて安価です。

1位:スズキ「アルト」

新車時価格:114.3万円~

最高燃費(WLTCモード):28.2km/L

2位:スズキ「ラパン」

新車時価格:151.5万円~

最高燃費(WLTCモード):27.3km/L

3位:ダイハツ「ミライース」

新車時価格:99.2万円~

最高燃費(WLTCモード):25.0km/L

4位:ホンダ「N-ONE」

新車時価格:176.8万円~

最高燃費(WLTCモード):23.2km/L

5位:ダイハツ「ミラトコット」

新車時価格:(生産終了)

最高燃費(WLTCモード):22.6km/L

他のタイプに比べると、燃費の差は大きいです。ただし、車両価格の安さを考えるとミライースが維持費も含めて最も低コストになる可能性が高いです。

■軽自動車の燃費に関するQ&A

ここでは、軽自動車の燃費に関してよくある疑問にお答えしています。

▽Q.軽自動車の平均燃費は?

国土交通省のガソリン乗用車燃費(軽自動車/WLTCモード、令和7年3月時点)をもとに国産軽自動車の全モデルの燃費値をまとめたところ、平均燃費は約21.1km/Lでした。

▽Q.燃費の差でガソリン代はいくら変わる?

ガソリン代はその時のガソリン価格や走行距離で変わりますが、ここでは一例として試算した結果をご紹介します。

【試算条件】

・A車20.0km/L、B車25.0km/L

・ガソリン価格155円/Lで年間8000kmを走行

【試算結果】

・A車:8000÷20.0×155=6万2000円

・B車:8000÷25.0×155=4万9600円

この試算では、年間で1万2400円、10年で12万円ほどガソリン代に差が生じます。

ただし、軽自動車ユーザーは走行距離が短い人も多く、思いのほかガソリン代に差が出ないこともあります。そのため、車種選びでは燃費だけでなく、車両価格の差も考慮しましょう。

▽Q.なぜ燃費ランキング上位にスズキ車が多いの?

スズキは、他のメーカーと比べて積極的にマイルドハイブリッドシステムを採用しており、燃費の良い軽自動車が多いです。

▽Q.なぜ軽自動車には本格的なハイブリッド車がないの?

軽自動車に本格的なハイブリッドシステム(ストロングハイブリッド)を搭載した車がないのは、コストとサイズの問題からです。

軽自動車は安さを売りとした車であり、本格的なハイブリッドシステムを搭載すれば車両価格が大幅に上がります。また、軽自動車のサイズは規格が定められており、大型バッテリーを積むだけのスペースを確保しにくいです。

▽Q.カタログ燃費と実燃費の違いは?

各自動車メーカーが公表している燃費の数値は「カタログ燃費」といわるもので、これは定められた条件下で計測した数値です。

一方、実際の走行での燃費は「実燃費」と呼ばれます。実燃費は道路状況やエアコンの使用などで影響を受け、一般にはカタログ値の8~9割程度に留まることが多いです。

■車両価格を抑えて車の総コスト低減を

車の費用で最も割合が大きいのは車両価格です。特に新車と中古車では価格が数十万円変わることも多いので、家計が心配なら中古車も検討してみましょう。年式が新しいものなら、状態の良い車両も多いです。なかには登録だけして、走行には使われていない「登録済み未使用車」も存在します。

(まいどなニュース/norico)

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