「ブラック企業に入らないために気を付けたこと」ランキング 2位「残業の実態を調べる」、1位は?
近年すっかり浸透した「ブラック企業」という言葉。会社に応募する前の情報だけで「ブラック企業」かそうでないかを判断するのは難しいものです。
株式会社R&Gは、2025年11月に仕事をしている男女500人(女性311人/男性189人)を対象として「ブラック企業に入らないために気をつけたこと」のアンケートを実施。その結果、半数以上が「気をつけていたのにブラック企業に入社してしまったことがある」と回答しました。
「ブラック企業に入らないために気をつけたこと」を尋ねたところ、最も多かったのが「会社情報を調べる」(29.6%)。続いて「残業の実態を調べる」(23.6%)、「職場の雰囲気を観察する」(18.0%)、「求人情報を細かく見る」(14.8%)、「休日の実態を調べる」(12.2%)でした。
それぞれの回答について、以下のようなコメントが寄せられました。
1位:会社情報を調べる
・応募する前に、企業のホームページや求人サイトのページをよく見て、「きちんと内容が更新されているか」「使用されている写真が古すぎないか」などを確認する(30代女性)
・会社紹介の記事をネットでできるだけ多く調べて、会社理念や社長の経営方針やメッセージを確認しました(40代男性)
・応募先のホームページをチェックしたり、口コミなどで下調べをした(50代以上女性)
2位:残業の実態を調べる
・平均残業時間を聞いたり調べたりすることで、確認を行いました(20代男性)
・夜、会社の灯りがついてないか確認しに行った(30代女性)
・実際の残業時間について質問した。「概算でいいので教えてくれ」というかたち(50代以上男性)
3位:職場の雰囲気を細かく観察する
・面接のときに、社員の表情や職場の雰囲気をよく観察するようにしました(20代女性)
・面接で会社の雰囲気を確認し、自分が働いていけるかを考えるようにしたこと。可能な企業には見学させてもらい、現場の雰囲気を確認したこともあります(30代男性)
・面接時や電話対応のときなどに感じる違和感を大事にする(40代女性)
「気を付けていたのにブラック企業に入ってしまった経験があるか」というアンケートには、55.0%が「ある」と回答。具体的な回答では「求人票や面接で説明された内容と、職場の実態が違った」などの意見が寄せられました。また、「入社後、面接官の雰囲気がガラッと変わった」という意見も見られました。
「入社後にブラック企業だと感じた理由」を尋ねたところ、最も多かったのが、「残業代が出ない」(23.2%)、続いて「残業が多い」(14.4%)、「求人票と実態が違う」(10.2%)、「ハラスメントがある」(7.8%)、「休みにくい雰囲気がある」(7.0%)でした。
具体的には、以下のようなコメントが挙げられました。
・残業代が出ない。最低賃金ギリギリの給料。給料日に給料が振り込まれる時間がバラバラで、昼まで振り込まれていないときもある。1日の拘束時間は基本12時間(20代女性)
・とても終わるはずのない仕事量が課され、半ば強制的に休日出勤。ただし「上からの指示ではなく私自身で休日出勤している」という判断で、休日出勤に対する対価は出ない(20代男性)
・求人に書いてある業務内容と全然違った(40代女性)
・有休を取りにくい。上司が「俺は働いてるのにお前は休むのか」と言ってくる(30代男性)
・残業や給与面等は申し分なかったが、上司のパワハラがひどかった。理不尽にどなりちらし、部下への好き嫌いも激しかった。そのためアルバイトの離職率が高く、正社員は離職者数によってボーナスが下げられていた(30代女性)





