初めてのワンオペ子育てで限界状態に→弱音を吐くことができたのは義母「8年前のちょっとふしぎな話」【漫画】
7歳の男の子「よいたん」と4歳の女の子「しおさん」のお母さんである「まぼ」さん(@yoitan_diary)が、よいたんくんを出産した約8年前のある思い出を「ふしぎな話」として漫画に描いて「X」に投稿、大きな共感を呼びました。
ワンオペで初めての子育て、限界状態のまぼさんに救いの手をのばしてくれたのはお義母さんでした。案内してくれた和室には湯たんぽ入りの布団が敷かれてあり、その中で深く眠って目が覚めると、一瞬、「ここどこだ?私、いま何歳?」と記憶がとんでしてしまったという「ちょっとふしぎな話」についてまぼさんにお聞きしました。
当時、ご主人は海外出張中だったため初めての子をひとりで育てることになった、27歳のまぼさん。しかしよいたんくんはなかなか寝つかず、しかもすぐに目覚める子だったのだそうで、まぼさんは「子育てのプレッシャー、自分自身の寝不足と夫の海外出張が重なったこともあり」心身が疲れ果て、ふとしたことで「涙がボロボロ」出てしまう状態になってしまいます。
「ちょっと限界かもしれん…」と海外に電話でSOSを発信すると「俺の母ちゃんに頼ることってできそう?すぐに連絡しておく!」とご主人から提案が。まぼさんが息子さんとともにご主人の実家を訪れます。するとお義母さんは「よく来てくれたね。赤ちゃん見てるから、とりあえず寝てほしい」とあたたかく迎え入れてくれ、和室には湯たんぽをいれた布団が敷かれていました。
「数週間ぶりに赤ちゃんの泣き声に身構えず、肩の力を抜いて眠れた」まぼさんは、ぐっすり眠って目覚めると「ここどこだ?私、いま何歳?中学生?高校生…?就活はどうなった?」と記憶が混乱してしまいます。心から安心して眠れたからでしょうか「目を覚ましたとき、自分が何歳かわからなくなっていた」といい、さらに「赤ちゃんを産んだことも」とつけ加えます。
そんな時、息子さんの「フニャァァァ」という声が階下から聞こえてきます。我に返り「すみません、おかげで熟睡できました」とお義母さんに感謝の言葉を伝えるまぼさん。すると孫をあやしつつ「かわいいからいいのよー!でも、赤ちゃん育てるのって本当に大変でしんどいわよね。」「私も昔、本当にしんどくてしんどくて。キーーッてなってた」と言うお義母さん。まぼさんは、「お義母さんもしんどかったんだ」ハッとします。
実はまぼさんのお母さんは「超人タイプ」。「3人育てて、夜間授乳しながら原稿を書いてた人」だったのだといい、「赤ちゃんの育児楽しいことばっかだった!」「仕事もできたし!」ときらきらした笑顔でいうお母さんに「できない娘」「心配な子」と思われるのを恐れ、「大丈夫、大丈夫。こっちでうまくやってる!赤ちゃんかわいいよ~笑」とメッセージを送ることしかできなかったのでした。
そんな背景があったことから「赤ちゃん育てるのって本当に大変でしんどい!」という言葉をきいて「お義母さんの共感にすごく救われた」とまぼさんは心からホッとするのでした。
「あんなに深く眠ったのはあれが最初で最後」というまぼさん、それから8年の時が流れ、お子さんたち二人とともにご主人の実家を訪れると今でもいつも「必ず猛烈に眠くなる」のだそうで「お義母さんすみません。ちょっと寝てきていいすか?」ときくまぼさんに「はーい どうぞ~」と孫たちと遊びつつ笑顔で返事してくれるお義母さんに向けた「お義母さん、いつも快く寝かせてくれてありがとうございます…」という感謝の言葉とともに漫画は終わっています。
まぼさんにくわしい話をお聞きしました。
■疲労はピーク
--旦那様のご実家で湯たんぽの入ったお布団を見た時のお気持ちを教えてください。
一人で生まれたての赤ちゃんを育てることは私にはとても荷が重く、当時は寝ていても「いつ起きるかな、いつ泣かれるかな」と緊張状態が続いていました。この時初めて、「泣いても誰かが見ていてくれる」と安心して眠ることができました。
■「休むことを肯定・歓迎してくれた」
--緊張の糸が切れたのですね。
また、布団に湯たんぽを仕込んでいてくれたことも、私が休むことを肯定・歓迎してくれているのだなと伝わってすごく安心できました!
--ご自身の経験を描いた漫画に大きな反響がありました。
割と似たような睡眠の経験をされている方が多かったり、「安心できる環境がよかったね」などあたたかい言葉を寄せてくれる方が多くとても嬉しかったです!
■お義母さんへの思い
--漫画のラストページで「いや真面目な話、この家って『眠りの粉』撒かれてますよね?」とご主人の実家にて話しておられました。お義母様はどんな方なのか教えてください。
お義母様はとても聡明で、優しく、温厚で、素敵な方です。一方で少し(私くらい)雑なところがあったり、完璧じゃないところも安心できて大好きです。
■大好きな「おかあさんたち」
さらにまぼさんは「実母のことも大好きですが、義母もまた私の大好きなお母さんという存在です!」とお義母さんが現在の自分にとって、かけがえのない存在であることを語っています。
(まいどなニュース特約・山本 明)




