60代以上の約4人に1人「運転免許証の返納を考えたことがある」 返納を考えるきっかけは?
昨今では、高齢ドライバーの操作ミスによる交通事故が社会問題となっています。パーク24株式会社(東京都品川区)が実施した「運転免許証の返納」に関する調査によると、60代以上の約4人に1人が「運転免許証の返納を考えたことがある」と回答しました。では、返納を考えるきっかけはどのようなことだったのでしょうか。
調査は、同社が運営するドライバー向け会員制サービス『タイムズクラブ』の会員4927人を対象として、2025年8月~9月の期間にインターネットで実施されました。
調査の結果、全体の10%が「運転免許証の返納を考えたことがある」と回答しました。これを年代別に見ると、40代までは5%以下と返納をあまり意識していないのに対し、50代で12%、60代以上では23%となり、50代以降で徐々に返納を意識し始める傾向がうかがえました。
また、「運転免許証の返納を考えたきっかけ」としては、「操作ミスによる交通事故のニュースを見たから」(47%)が最も多く、次いで「免許証返納に関するニュースを見たから」(19%)、「体調面・体力面などで運転に自信がなくなったから」(11%)が続きました。
最後に、「自身が運転免許証を自主返納する想定年代」を尋ねたところ、全体では「76~80歳」(28%)や「71~75歳」(26%)に回答が集まり、70代で返納を考えている人が半数を超えました。
これを年代別に見ると、60代以上は「81~85歳」が32%と、他の年代よりも10ポイント以上高くなったほか、「86~90歳」も9%と5ポイント以上高くなり、返納の必要性は理解しつつも、自身の運転はまだ問題ないと感じ、将来的な課題として考えている層が一定数存在することがうかがえる結果となりました。
調査を実施した同社は、「運転免許証の返納後に運転免許センターや警察署に申請することにより発行される『運転経歴証明書』は、身分証明書として使用できるだけでなく、公共交通機関の割引や購入品の無料配送サービスなどのサポートを受けることができます。支援内容は各地域により異なるため、お住まいの地域で受けられるサポートを確認しつつ、免許証返納について考えてみてはいかがでしょうか」とコメントしています。





