「あめあめふれふれかあさんが~」 大雨、傘なしの少年を迎えに来た妖怪 20年後の結末が「心温まる」と話題【漫画】

口伝えで覚えた童謡や昔話を、勘違いして覚えていたことはないでしょうか。ジョハンさんの作品『子供のころ童謡を歌いながら考えていたことの漫画』では、童謡『あめふり』をモチーフにした物語が描かれています。同作はX(旧Twitter)に投稿されると、約4.4万のいいねを集めました。

ある日、小学生のヒロシは大雨のなか傘を持っておらず、家に帰れず困っていました。ヒロシは「あめあめ降れ降れ母さんが…といかんもんかね」と嘆いていると、そこに一つ目の妖怪が現れます。

「お迎えにあがりましたよ~ぼっちゃまぁ」と話す、妖怪の名前はじゃのめ。ヒロシは「嘘つけ!(童謡『あめふり』の)じゃのめって蛇の目傘のことだろ!」と反論するものの、じゃのめは嬉しそうにヒロシと話します。

じゃのめは傘の代わりにヒロシを口のなかに入れ、濡れないように家まで歩きました。じゃのめは「雨の日はじゃのめをまた呼んでくださいましねえ!」と言うものの、ヒロシは「あ~うん、またいつかな」とあまり乗る気のない様子です。

そして20年後、社会人となったヒロシは、豪雨で電車が止まり帰宅できずに困っていました。そこになんと、呼んでいないにも関わらずじゃのめが現れます。じゃのめはあのころと同じくヒロシを口のなかに入れて雨に濡れないように運びますが、じゃのめも歳を取ったため息切れがひどい様子です。

ヒロシは「途中でコンビニに寄ってくれ」とコンビニで傘を買い、相合い傘でじゃのめと一緒に帰るのでした。

読者からは「めっちゃええ話や…」「じゃのめのおしりが可愛い!」などの声が挙がっています。そこで作者のジョハンさんに話を聞きました。

■描くにあたってじゃのめの質感にこだわった

-作品を描いたきっかけを教えてください

子供の頃、歌詞の意味をよく理解せずに童謡を歌っていたことを懐かしく思い出し、その時の感性を活かして漫画にしてみました。

-同作を描くうえでこだわった部分はありますか

じゃのめが妖怪的な存在なので、質感にはこだわりました。お尻をプリプリにさせたり…気持ち悪さと可愛さと健気さが出せたらいいなと思って描きました。

(海川 まこと/漫画収集家)

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