プラスチック臭は昭和とともに去りぬ? 再注目のポリ茶瓶 素材の特性を伝える投稿が話題

ペットボトル等の普及で一時はほとんど姿を消しながらも、近年SNSなどで昭和レトロなアイテムとして再び注目を浴びつつあるポリ茶瓶。

今、SNS上ではそんなポリ茶瓶の品質について言及したある投稿が大きな注目を集めている。

「昔の『懐かしいポリ茶瓶入りのお茶』が今でも販売されていることがありますが、おそらく容器の品質自体は当時のそれと異なると考えた方が良いでしょう。材料の技術が進歩したという背景もありますが、たとえば2020年の食品衛生法等の一部改正に伴って 容器包装に用いる材質基準も厳しくなっています。」

などと投稿したのは大阪市北区の標識・銘板メーカー、石井マークの公式Xアカウント(@ishiimark_sign)。

たしかにリアルタイムでポリ茶瓶を利用していた人の間では、原料のポリエチレンやポリプロピレンに由来する特有のプラスチック臭が苦手だったという声が少なくない。石井マークによると、昭和当時、ポリ茶瓶に耐熱性や非溶出性を担保する技術を導入することは必須ではなかった。現在は安全基準が高まっているため、以前のような臭いポリ茶瓶には出会えないだろうというのだ。

SNSユーザー達から

「子供の頃、陶器製に代わりこれが出始めましたが、持つととても熱いのと、ビニールの臭いが強烈でしたね。」

「そうか、お茶の熱で柔らかくなってて熱くて持てなくて、一口飲むとお茶の香りよりプラ臭いあいつはもういないんだ…」

「プラスチックの臭いがしたけどこれと弁当と甘栗が田舎へ帰る時の楽しみだった」

「田舎者が肥溜めの匂いさえ懐かしがるように、ポリの匂いさえ懐かしくなってしまう」

など数々の驚きの声が寄せられた今回の投稿。

石井マークの担当者にお話を聞いたところ

「弊社アカウントが取り扱う様々なテーマの一つでは、身近な工業製品材料の話も定期的に取り上げるようにしていますから、今回は食品衛生法にも深く関係しているポリ茶瓶を切り口として選んだに過ぎません。もちろん、あらゆる消費者が材料工学を理解すべきであるといいたいわけでもありませんが、もし仮に容器の品質に対して自論を述べたいなら、少なくとも現在の食品用容器の基準ぐらいは理解しておくべきという考えに基づいた投稿でした」

ということだった。みなさんはポリ茶瓶についてどんな印象を持っているだろうか。

株式会社石井マーク 概要

本社所在地:大阪府大阪市北区末広町2番38号

(まいどなニュース特約・中将 タカノリ)

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