世話になった先輩が病死 弁護士からかかってきた1本の電話 「1億円の贈り物」で平凡な会社員ライフが激変【漫画】

もし突然、1億円の大金を手にしたらあなたはどうするでしょう。FIRE(早期リタイア)について発信するホンダアオイさんの漫画『1億円貰ったらFIREしますか?』の第1話『1億円の贈り物』がSNSで注目を集めています。

主人公は、どこにでもいるようなサラリーマン・小川マナブ。物語は、職場で上司から「先ほどマサさんが癌で亡くなったそうだ」と告げられる場面から始まります。無言でマナブは受け入れ、マサとの思い出を振り返ります。

マサはマナブより20歳年上で、新卒から13年間にわたって面倒を見てくれた先輩でした。ある時は、マサはマナブからプログラミングのバグ修正の題材を通して「物事は思ったより複雑だ」「一見不要そうに見える物も、全体を見ると意外と大事なこともある」と仕事の本質を教えられたこともあります。

マナブは「めんどくさくて、ガサツで、それでも面倒見の良い先輩だった」と静かに振り返り、「お世話になりました」と2人が写った写真を見つめながら、微笑むのでした。

その後のある日、仕事中のマナブに電話がかかってきます。それは法律事務所からで、マナブは一瞬「なんかやらかしたっけ?それとも詐欺...?」と身構えます。しかし、弁護士から告げられたのは、マサの遺言により、マナブが約1億円の遺産相続人に指定されたという驚くべき内容でした。

突然訪れた衝撃的な現実に戸惑うマナブ。ここから、マナブの人生と「FIRE」を巡る物語が静かに動き出すのでした。読者からは「いきなり、斬新な展開」や「俺ならとりあえずスナック行って酒飲みながら今後を考えます」などさまざまな声があがっています。そこで作者のホンダアオイさんに同作について話を聞きました。

■実際に1億もった人がFIREを決断する上でどういう悩みを経るのか

-同作を描こうと思われたきっかけを教えてください。

最近株高もあってFIREという生き方が流行っており、その中でいくらあればFIREできるかという論争があります。1億あれば余裕と言う人もいたり、1億では絶対無理と言う人もいます。

じゃあ実際に1億もった人がFIREを決断する上でどういう悩みを経るのかというのを漫画にしてみたくなったのがきっかけです。また、将来FIREを目指す人の参考になれば良いなというのもあります。  

ー制作するうえで意識した点や、込めたテーマはありますか。

「FIREを決断する」という人生を大きく変える選択をする難しさを伝えた上で、1億あればFIREできる/できないなどの人に意見に流されず、自分自身で人生の方向を決めることの大切さを伝えたいです。

-同作に寄せられた声で、ご自身が特に印象に残ったコメントがあればお聞かせください。

「子供が小さい場合のFIREの判断は難しいですよね。もう少し大きくなるまで働く」という意見が多いですね。また、「上を見るとキリがないのも事実。足るを知るのも大事」という実際にFIREしている人の意見もありました。必要な額を言い始めるとキリがないので自分たちが必要な額を見極めるのも大事だと思いました。

(海川 まこと/漫画収集家)

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