保護猫カフェで出会った2匹と暮らすうち「もう1匹」を決断 保護猫3匹目、先住猫と築いた「百点満点花丸」ファミリー
保護猫の迎え方はさまざま。偶然の出会いから自身で保護したり、譲渡会でご縁が結ばれたり…。近年では、保護猫カフェが出会いをつなぐことも増えています。
キジ白猫の「百(もも)」ちゃんもまた、保護猫カフェでずっとのおうちに迎えられるのを待っていました。大きな瞳と優しげな表情をたたえた百ちゃんに目を留めたのは、Xユーザー・igさん(@kaniikapanda)夫婦。この出会いは、まさに“100点満点”のように幸せなものとなったのです。
■先住猫2匹との暮らしの中で芽生えた「もう1匹」の想い
飼い主さん夫婦は、2025年2月1日、元保護猫の「花丸(はなまる)」くんと「満天(まんてん)」くんを迎え、にぎやかな日々を送っていました。きっかけは、近所にあった保護猫カフェに足を運ぶようになったこと。血のつながりはないものの、仲の良い2匹を一緒に迎えたいと思ったのです。
「夫は実家で猫と暮らしたことがありましたが、私は初めてでした。長らく猫をお迎えしたいという気持ちをあたためていたのですが、引っ越しをして猫と暮らせる環境が整ったことが後押しになったんです」
2匹はどちらも男の子。甘えん坊の花丸くんと、物静かな満天くんは、新しいおうちで暮らし始めてからも仲が良く、元気いっぱいに過ごしていました。
そうして3カ月ほど過ぎたころ、飼い主さんは、2匹をお迎えした保護猫カフェのSNSで1枚の写真に目を奪われます。
「花丸と満天との生活に慣れたころ、夫婦で『もう1匹いてもいいね』と話すようになりました。ちょうどそのとき、保護猫カフェのインスタグラムを眺めていて、新しい猫ちゃんの紹介として百のことを知ったんです」
大きな瞳に優しげな表情をたたえる2歳の女の子。愛らしい百ちゃんに心をつかまれた飼い主さんは、夫婦で話し合い、家族として迎え入れることを決めました。
■先住猫との対面で思わぬ試練 それでも家族になれた理由
複数の猫と暮らす飼い主さんの中には、先住猫と新しく迎える猫を「いつ会わせればいいのか」悩んだ経験がある人も多いでしょう。飼い主さんもまた、「タイミングを間違えてしまった」と当時を振り返ります。
「百と会った花丸と満天は、警戒してシャーシャーと威嚇が止まりませんでした。どうしたものかと一時は心配しましたが、1週間ほどすると家族として認めてくれたんです。当の百は、物おじしない好奇心旺盛な子なので、あっという間に仲良くなりました」
飼い主さん自身も、花丸くんと満天くんを迎えた頃とは違い、猫との暮らしに慣れていたため、心に余裕をもって百ちゃんを迎えられたといいます。
そして、猫たちもまた少しずつ関係性を築いていったようです。
「花丸はリーダーシップを発揮するようになり、どっしりとかまえる存在に。満天は、ときどき百に嫉妬して、それまで以上に甘えん坊になりました。2匹そろって、『百(点)満点花丸』です」
■末っ子・百ちゃんは家族のアイドル
百ちゃんは、今ではすっかりおうちのアイドルのような存在に。“ニャンプロ”が大好きで、兄猫たちにもひるむことなく向かっていくのだとか。
「満天のことが大好きで、あとをついてまわっています。また、“お尻ポンポン”をしてもらうのが好きなようで、家の中にいくつか定位置があり、そこに行くとポンポンするというルールができました」
一方で、ちょっぴりビビリな一面も。大きな音がしたり、体の大きい夫が近づくと、一目散に逃げてしまうこともあるそうです。
「体が小さくて軽いので、抱っこすると『赤ちゃんだ!』と思わず言ってしまうこともしばしば。そんなところもかわいらしくてたまりません」
猫の魅力は無限大。花丸くんと満天くんとの出会いが、百ちゃんとの運命を引き寄せました。
今、飼い主さんが百ちゃんに伝えたい言葉とはーー。
「我が家に来てくれてありがとう。お兄ちゃんたちとも仲良くしてくれてありがとう。ご飯をたくさん食べて、これからも元気いっぱい暴れまわってね」
(まいどなニュース特約・梨木 香奈)





