【世界30カ国調査】「インフレは通常の状態に戻らない」と考える日本人は半数以上で最多、でも「生活水準」は
世論調査会社のイプソス株式会社(東京都港区)は、このほど「イプソス生活費モニター」を発表しました。それによると、日本人の半数以上が「インフレは通常の状態に戻らない」と考えており、30カ国で最も多くなりました。また、今後1年間で、自分の生活水準が「上昇する」と回答した日本人は30カ国で最も少ないことがわかりました。
調査は、世界30カ国の2万3772人を対象として、2025年8月~9月の期間にインターネットで実施されました。
まず、「自国のインフレが落ち着き、通常に戻るまでにどのぐらい時間がかかると思いますか」と尋ねたところ、日本人の51%が「インフレは通常の状態には戻らない」と考えていることがわかりました。
これは、調査対象30カ国の中でも断トツの多さで、次点の「オランダ」(33%)に18ポイントもの差をつけ、かつ30カ国平均(26%)の約2倍にのぼっています。
また、「今後1年間で、自分の生活水準はどう変化すると思いますか」という問いに対して、「上昇する」(かなり上昇する2%、少し上昇する9%)と回答した日本人は約1割と、30カ国で最も少ない結果に。
一方、「低下する」(かなり低下する12%、少し低下する26%)とネガティブに思っている人は約4割と、「トルコ」(44%)、「フランス」(41%)に次いで3番目の多さとなりました。
加えて、「経済的な管理(やりくり)」について、「快適に暮らしている」(4%)、「まぁまぁうまくやっている」(16%)とポジティブな回答をした日本人は、2024年11月から5ポイント減少し、30カ国の平均(37%)を大きく下回ることが明らかになりました。





