「実は依頼者も浮気していた」「義母と不倫」…探偵205人が明かす長期化しやすい浮気相手1位は?

時代とともにその形を変えながらも無くならない浮気や不倫問題。第一探偵事務所(宮城県仙台市)が実施した「浮気調査」に関する実態調査によると、長期化しやすい浮気相手は「学生時代の知人や元恋人」が最多となりました。では、探偵側から見て、浮気行動の傾向に男女で違いは見られるのでしょうか。

調査は、現在または過去に探偵業に従事したことがある205人を対象として、2025年11月にインターネットで実施されました。

まず、「浮気関係が長期化する傾向がある相手」を尋ねたところ、「学生時代の知人や元恋人」(40.5%)が最も多くなったほか、「職場関係」(35.6%)、「既婚者同士」(35.1%)といった回答も上位に挙げられました。

また、「浮気相手の接触場所として多いと感じる場所」を年代別に見ると、10~20代が「カフェ」(34.2%)や「レジャー施設」(31.7%)など人目のある場所が多くなった一方、30~40代では「勤務先付近」(69.7%)、「車内」(68.3%)、「双方の自宅」(67.3%)などで密会する傾向が強く、現実的かつ慎重な行動が目立ちます。

次に、「浮気行動の特徴」を尋ねたところ、女性は「浮気相手に本気の様子がある」(43.9%)や「計画的な行動をとる」(44.9%)が男性と比べて多くなった一方、男性では「浮気相手と頻繁に接触する」(36.6%)が女性の割合を上回る結果となり、男女で傾向の違いが見られました。

浮気調査で印象に残ったケースについて、回答者からは「旦那より大事にしたり、笑顔が多い」「浮気調査の依頼者も実は浮気していてW不倫だった」「男性である浮気相手が依頼者の兄弟、義母とも不倫関係」「男性側も女性側も同時に他の会社にも調査されていた」など、複雑な人間関係が挙げられました。

また、「浮気の出会い方」については、「マッチングアプリ」(44.9%)や「オンラインゲーム・配信」(41.9%)を通じた出会いが増加傾向にあることが示され、匿名性の高さや手軽さが、倫理的な抑制を弱めていることがうかがえました。

最後に、「浮気調査の現場で、実際によく直面する課題」について尋ねたところ、「調査対象者が警戒して尾行が困難」(37.6%)、「調査対象者が予想外の行動をとる」(35.6%)、「決められた期限内に証拠を収集するのが難しい」(33.2%)といった対象者の「警戒心」や「突発的な行動」が上位を占めたことから、探偵業務における最大の障壁は、物理的な追跡技術よりも、不確定要素の多い人間の心理や行動を読み解く「予測の難しさ」にあることがわかりました。

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