救急が忙しすぎる研修医1年目の娘→母の手弁当がレスキュー!「愛情がぎゅうぎゅうに詰まってる」「どこで食べる何よりも1番がんばれるやつ」
「研修医一年目の娘が今救急で忙しすぎて全然ご飯食べてれてないと聞き
急いで弁当屋発動する母」
こんな言葉とともに「X」に投稿されたのは、見るからに栄養たっぷりの美味しそうなお弁当の写真です。大きな反響を呼び、記事執筆時点で「9.1万件」もの「いいね」がつきました。お弁当は合計8食分用意されており、ぶ厚いだし巻き卵や唐揚げ、よく味のしみた煮物、そしてみずみずしい青物野菜などがぎっしりつまっています!
「愛情がぎゅうぎゅうに詰まってて美味しそうすぎます。家族が救急で一命を取り留めたことがあるので、娘さんめちゃくちゃ大変だと思いますが応援します。」
「泣けます 本当に母の愛は強い」
「いいな、私のお母さんになって欲しい。」
「優しさ詰まってる美味しそうなお弁当」
「どこで食べる何よりも1番頑張れるやつ!!!」
食べ応え抜群の手づくり弁当にあたたかなコメントが多数寄せられました。
お弁当の写真を投稿したのは「町不動産」(@machirealestate)さんのアカウントです。
「説明足りずで何度も聞かれてる件です。
・全部一気に冷凍します!
・同僚に配るのではなく全部娘が食べます
・職場ではどうしてもおにぎりとかになるので家で食べてもらいます!家で自炊するエネルギーが残ってないらしくて
・おかず飽きないように微妙に副菜もメインも種類変えてます」
話題になった投稿に続け、リプライ欄に詳細をポストする町不動産さんに具体的なメニューなどを聞きました。
■ボリュームたっぷりのメニュー!
--「おかず飽きないように微妙に副菜もメインも種類変えてます」とのことですが、「メイン」と「副菜」のメニューを教えてください。
メインは「鶏の唐揚げ」「チーズハンバーグ」「ガーリックエビマヨ」を、副菜は「ほうれん草と釜揚げしらすのお浸し」「かぼちゃの煮物」「さつまいもの旨煮」「きんぴらごぼう」「ひじき煮」「だし巻き卵」「ぶどう」を入れています。
--娘さんの現在の食生活を教えてくださいませんか。
「昼食べてない」って16時ごろLINEが来たりはしてたんですが帰省したとき「最近自炊ができてないから野菜食べてない」「職場でもおにぎりとか適当なものだけしか口に入れられないのに帰ったら疲れ果ててて自炊するエネルギー残ってない」って聞き胸が締め付けられました。
--それは大変ですね…。お弁当を受け取られた時のリアクションはいかがでしたか。
渡した時は喜んでました!!「やったー!これが一番助かるー!ありがとう!!」と言っていました。
■試練の時を支えてきた母の手弁当
「実はこのような冷凍弁当は卒試や国試の勉強(起きてる間ずっと勉強)の時など自炊できない局面で何度も送っており初めてじゃないんです」と話す、町不動産さん。娘さんはこれまでも苦しい時、決してひとりで戦ってきたわけではないのですね。
さらに今回のお弁当を食べた時の感想もお聞きすると、町不動産さんは編集部に娘さんとのLINEのやり取りのスクリーンショットを送ってくれました。そこには「今からお昼 お弁当毎日食べてる さいこうにおいしい」「また作って」「前より多くてちょうどいい」などのメッセージが記されており、母の手づくり弁当がお腹はもちろん娘さんの心もしっかり満たしてくれたことがうかがえました。ぜひ愛情弁当でしっかりエネルギーチャージして夢の実現に向け一歩一歩、進んでいってくださいね。
(まいどなニュース特約・山本 明)





