高校生に聞いた「人生に役立ちそうな教科」は? 人生に生かしづらいと思う教科は?
スタディプラス株式会社(東京都千代田区) の『Studyplusトレンド研究所』はこのほど「学び」に関するアンケート調査の結果を発表しました。同調査によると、高校生が考える今後の人生に役立ちそうな教科は「英語」が最多となりました。では、今後の人生でどう活かしたら良いかわからないと思うのはどの教科だったのでしょうか。
調査は、同社が運営する学習管理アプリ『Studyplus』ユーザーの高校1年生と2年生298人を対象として2025年6月にインターネットで実施されました。
その結果、「今後の人生に役に立ちそうだと感じる教科」は、他の教科を引き離して「英語」(24.1%)が最多となり、次いで「国語」(14.0%)、「社会」(12.9%)が続きました。
一方、「今後の人生でどう活かしたら良いかわからない教科」では、「美術」(20.8%)が最多となったほか、「数学」(15.2%)、「音楽」「理科」(いずれも14.7%)などが挙がりました。
また、「学校の勉強以外で学びたいこと」について分野ごとに聞いてみると、「社会科学(心理学・文化など)」(20.2%)、「ビジネス・経済(マーケティング・金融・経営・企業など)」(14.8%)、「国際交流(英語・海外留学など)」(14.5%)といった回答が上位に挙がる結果となりました。
調査を実施した同研究所は、「文系教科より理系教科の方が”将来に活かしづらい”と感じている傾向がみられ、自由記述では、理系教科は内容が高度になるにつれて、実生活や社会との繋がりを見出しにくくなるという意見が多く見られました。学校で学ぶ内容を実生活でどのように活用できるのか、知る機会を増やしてあげることが、大人に求められているように感じます」とコメントしています。





