既婚者を勝手に合コンに誘った男の末路 なんと自分も「既婚者」だった!? 軽いノリの代償に待ち構えていた自業自得の「地獄」
職場や地域、学生時代のつながりなど、大人になると「断りづらい関係」は意外と多いものです。なかでも厄介なのが、“仲良し”を盾にして、こちらの都合を無視してくるタイプ。
千葉県在住のN子さん(30代・会社員)は最近、そんな「友人トラブル」に夫婦で巻き込まれたといいます。
■きっかけは「たまには刺激が必要でしょ」の一言
ある日、N子さんの夫・K太さん(30代・会社員)が怒り心頭で帰宅。聞けばビックリ、K太さんの友人が断りもなく、K太さんをメンバーに入れた合コンをセッティングしていたというのです。
「もちろん夫は参加を拒否したんですが、『ノリ悪いなぁ!』って逆ギレされたらしくて。もう呆れるしかなかったですよ」と、ため息混じりに語り始めたN子さん。
その友人も結婚式に参加していたので、K太さんが既婚者であることは重々承知のはず。既婚者を合コンに参加させること自体が非常識ですが、断って怒るあたり、価値観のズレがにじみ出ており、怒りを通り越して唖然としてしまったといいます。
しかも、更に驚くべき事実がありました。なんと、合コンをセッティングしたその友人もまた「既婚者」だったのです…。
■さりげなく“真実”を伝えた結果…
それから数日後、N子さんはひとつの行動に出ます。
「ちょうどその友人の奥さんと顔を合わせる機会があって、サラッと『うちの夫、◯◯さんに合コン誘われてたんですよ~』って伝えました。悪気なく、あくまで世間話っぽく(笑)」
その後、その男性は奥さんから別居を言い渡され、明日をも知れぬ状態なのだとか。その友人は、慌ててK太さんに連絡してきたが、「全部お前のせいだよ!!」と一蹴したといいます。
奥さんを蔑ろにした結果であって、完全に自業自得。夫もこの一件以来、その友人と連絡を取るのをやめたそうです。
■“火遊び感覚”が生む夫婦間リスク
「パートナー(恋人・配偶者)がいるのに合コンに行ったことがある」という人は、なんと男女ともに全体の2割に上ります。(アットホームボックス調べ)
友人関係の延長線で「軽いノリ」で設定される飲み会や合コン。何かあれば当然、無傷では済まないでしょう。
「もしもなにか間違いが起きてしまったときに、責任を取れもしないのに..。『ちょっとぐらいいいでしょ』って思っているとしたら、あまりにも浅はかだと思います」
N子さんは静かに怒りを滲ませつつ、そう語りました。
合コンをセッティングした友人自身に、悪意があったかどうかは分かりません。ただ、「既婚者に合コンを勧める」という行動は、家庭を持つ人間への敬意を欠いているといえるでしょう。結果的に、家族も友人も失ってしまった友人の一連の行動は、自分で蒔いた種だったとしか言いようがなく──。
誰かの軽率な“ノリ”が、誰かの大切な関係を壊してしまうかもしれない。身近な人間関係のなかでも「境界線」と「配慮」を忘れずにいたいものですね。
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【出典】
▽アットホームボックス「合コン参加が浮気かどうかの調査結果」





