「喧嘩しすぎて雷落とされたふたり」

Xユーザーのがぶとぱっちさん（@gabu0323）が、そんなコメントとともに投稿した1枚の写真が注目を集めています。写っているのは、フレンチブルドッグの「がぶ」くん（3歳・男の子）と、キャバリアの「ぱっち」くん（生後4カ月・男の子）。

喧嘩をして飼い主さんに雷を落とされた直後のふたり。がぶくんは奥、ぱっちくんは手前で、それぞれ固まったままムッとした表情を浮かべており、その姿はまるで漫画のワンシーンのようです。投稿された写真には1.3万件超の“いいね”が集まり、大きな反響を呼びました。このあと、ふたりはどうなったのでしょうか。飼い主さんに詳しく話を聞きました。

■しょんぼり状態になったふたり…その後は？

ーー当時の状況について教えてください。

「ぱっちは家に来てまだ1カ月ちょっとで、がぶとはまだ完全に打ち解けていません。ぱっちは物怖じしない性格なので、いつもグイグイがぶに近づいていきます。でも、がぶはビビりで臆病なタイプなので、そうされるのが苦手で…。この日はとうとうブチ切れて、噛みつき合いの本気の喧嘩になってしまったんです。それで『だめ！ がぶもぱっちも悪い！ いい加減にしなさい！』と雷を落としました。そしたらふたりとも黙ってうつむいたまま、まったく動かなくなって（笑）。あまりの可笑しさに思わず写真を撮りました」

ーーその様子を見たとき、どう思いましたか？

「怒ったらちゃんとしょんぼりするんだなあと。ぱっちも、もう言われたことがわかるようになったんだなって思いました」

ーーその後、ふたりはどうしましたか？

「それぞれの寝床にとぼとぼ戻って、顔を背け合うようにして寝てました（笑）。完全に拗ねていましたね。でも、喧嘩して怒られて寝て…起きたらまた喧嘩してました。そんな繰り返しです」

ーーふたりは、ふだんはどんな様子なのでしょう。

「ぱっちはがぶに構ってほしくて、追い回しては顔を嗅ぎ、お尻を嗅ぎ、全身を嗅ぎまくるんです。でもがぶは、顔に顔を近づけられるのが本当に苦手で、それでよく吠えます。今、がぶはぱっちを教育中のようで、『いきなり顔を近づけるのはダメ』って教えてる感じです。ぱっちが来たばかりのころは、がぶを追いかけて噛むこともありました。でも、がぶのおかげで最近は噛まなくなってきましたし、最初に比べればだいぶましになりました」

ふたりの“しょんぼりショット”には、笑いや共感の声が次々と寄せられました。

「ションボリーヌ」

「良い表情すぎますwwwww」

「なんで俺が……感好き」

「やっちまった感半端ない」

「どっちも納得いってなくてかわいい」

「ふたりともすごくムッとしてる（笑）」

「ふたりともしっかりしょげててかわいいです」

「全然、反省してないwww またすぐ始まりそうなヒリつき感ww」

（まいどなニュース特約・梨木 香奈）