実はワンちゃんも車酔いします。長時間のドライブは注意!獣医師が教える乗車前の対策とは
車で愛犬とおでかけする際、「ワンちゃんが乗り物酔いしてしまう…」ということはありませんか?株式会社たかくら新産業「ペットスタイル」の公式インスタグラム(@petstyle_takakura)によると、「乗車前にできる車酔い対策」があるのだそう。獣医師の茂木千恵先生が解説しています。
■空腹・満腹を避け、適度に運動をさせておこう!
車の得意、不得意はワンちゃんによってそれぞれ。ですが、普段から車に乗り慣れている場合でも、「長時間のドライブ」には注意が必要なんだそう。ドライブの前には体調を整え、揺れにくいルートを選ぶなどの準備をしましょう。また、運転中はこまめに換気をしたり途中で降りて休憩したりするなど、体調変化に気を配るのも大切。
【乗車前にできるワンちゃんの車酔い対策】
①空腹と満腹を避ける
お腹がいっぱいだったり、逆に空腹だったりすると車に酔いやすいです。お出かけの2~3時間前に食事は済ませておきましょう。
②運動させておく
車に乗っている間に眠っていられるように、車に乗る前に十分運動をさせて疲れさせておくのも良いでしょう。「お散歩」や「ボール投げ遊び」など、適度に疲れる遊びがおすすめとのこと。
③車内を無臭に保つ
芳香剤など匂いが強いものは車酔いの原因になるので、事前に撤去を。また、アルコールを含んだ「消臭剤」なども気分が悪くなることがあるので、使わないようにしましょう。
④犬用の酔い止め薬を使用する
どうしても酔ってしまう場合は、動物病院で診察を受けて、犬用の酔い止め薬を処方してもらいましょう。
■愛犬が車酔いになってしまった時は...
もしも車に酔ってしまった場合は、一度車を停めて長めの休憩をとりましょう。車から降ろして、外の空気を吸わせてあげてください。また、嘔吐した時に備えて、ビニール袋、ペットシート、ウェットティッシュ等は事前に用意しておくのがベスト。以下の症状が見られたらワンちゃんが車に酔っている可能性があります。
【車酔い可能性がある症状(軽い→重い順)】
・大量のヨダレや鼻水が出る
・頭を下げてぐったりしている
・嘔吐や下痢が起こる
▽出典:株式会社たかくら新産業「ペットスタイル」 公式インスタグラム/犬の車酔い 乗る前の対策





