元保護犬、散歩中に「楽しいね!」 何度も振り向く姿に「かわいすぎ」「生きること喜んでる」
「散歩中に『楽しいな! な!』と振り向く犬」
Xユーザーのあやさん(@Biihyo)が投稿した写真に写っているのは、元保護犬の「ばつ丸」くん(1歳・男の子)です。散歩の途中、飼い主さんの方を振り返りながら、満面の笑みを浮かべるばつ丸くん。その幸せそうな姿に、3.3万件を超える“いいね”が寄せられ、多くの人の心をあたたかくしました。
さらにあやさんは続く投稿で「家でもじーっとこっち見てることが多い」とコメントしながら、こちらを見上げる優しい眼差しのばつ丸くんを写した写真も紹介。その穏やかな瞳の奥には、どんな思いが隠されているのでしょうか。詳しくお話を伺いました。
■家でも外でも、いつも飼い主さんを見つめる理由
ーーこの写真は、いつ、どんなシーンで撮ったものなんでしょう。
「あの写真は田んぼを眺めていたときと、草むらから音がしたときです。散歩中によくこちらを振り返るので、『田んぼがきれいだね』『虫がいたのかもね』なんて話しながら歩いています」
ーーこの光景を見たとき、どんな気持ちになりましたか。
「楽しそうに振り向いてくれるので、私も一緒にうれしくなりました。犬のための散歩のつもりが、自分の方が楽しんでいるかもしれません」
ーー家でもじっと見てくることが多いそうですね。
「私がリビングや部屋を移動すると、ついてくることが多いからだと思います。お手洗いやお風呂場の前で待ってることもあります」
ーー昨年2月に保護犬カフェで出会ったそうですが、そのときの様子を教えてください。
「友人とたまたま行った保護犬カフェで出会いました。たくさんの小型犬の中に、1匹だけ大きな雑種の赤ちゃんがぴょこぴょこしていて気になって。他のお客さんには怖がって近づかないのに、なぜか私の膝に何度も乗ってきて…この子の家族になりたいと思いました」
ーー迎えたばかりの頃と比べて、変わったなと感じるところはありますか。
「怖がりなのは変わらないんですが、いろんなことに慣れるのが早くなってきた気がします」
ーーばつ丸くんは、どんな性格なんでしょう。
「怖がりで甘えん坊です。最初は誰にも見えない場所で震えていましたが、今は一緒にベッドで寝ています。まだ子どものつもりらしく、私の足の間にはみ出しながら寝たり。他の犬を触って帰った日は2、3時間無視されるほど怒ったり、散歩で他の犬を触ると間に体をねじ込んできたりする甘えん坊です」
リプライには、ばつ丸くんの幸せそうな笑顔に癒やされる声がたくさん寄せられました。
「かわいすぎる」
「幸せそうで良い」
「カワイイな。いい子だな」
「生きることを喜んでいる」
「なんてかわいい。だよねだよね!」
「うんうん楽しそうで嬉しいよってなる写真だわ~」
「小さい子どもが『楽しいね! 楽しいね!』って共感を求めてくる感じ。何百回も通った道でも、その顔を見るとこっちまで楽しくなる」
(まいどなニュース特約・梨木 香奈)





