ふとしたタイミングで友人からスターバックスのドリンクチケットをプレゼントされたとき、どんな注文をするでしょうか。お釣りが出ない特性上、せっかくなら上限金額ギリギリの商品を注文したいと考える人は少なくないでしょう。漫画『非日常活はじめました。』（KADOKAWA）などを描く漫画家のカマタミワさんも、上記のような状況に陥ってしまったようです。

X（旧Twitter）にて投稿された作品『意地汚い人間がスタバのチケットをもらったらこうなる』は、カマタさんが友人からスターバックスのドリンク+フードチケットをもらうところから始まります。これは700円分のドリンクと300円分のフードと交換できるチケットで、お釣りが出ないことが特徴です。この特徴があるため、カマタさんは700円をフル活用したドリンクのオーダーを考えるのでした。

しかし、いつも頼んでいるホットドリンクのサイズ変更やホイップ追加程度では、まったく700円まで近づかず、カマタさんは悩みながらも店舗に向かいます。どのメニューにするべきか決められないままレジへと辿り着くと、カマタさんはチケットを見せながら期間限定ドリンクを注 文することに。

その時、レジ対応をしてくれた店員の女性はチケットの特性を理解し、「チケットですとお釣りが出ないので、一番大きいサイズにしますか？」とカマタさんに提案してくれます。この提案に乗る形で、カマタさんは追加でアーモンドミルクへの変更や生チョコホイップの増量など、更なるカスタマイズを頼みました。

すると店員は、カマタさんがドリンクチケットのフル活用だけでなく、無料トッピングもたっぷり追加したいと思っていることを察し、「チョコソースも無料ですので…追加しますか？」と追加提案します。この提案を聞いたカマタさんは心の中で「理解姉～～～～！（わかってるお姉さん）」と店員を絶賛するのでした。

読者からは「プロのお姉さんですね…店員さんの鑑！！！！！」や「私も先日頂いて、店員さんにとても優しくアドバイスもらいながら、買えました！スタバさん、最高！」など。顧客に合わせて臨機応変に対応するスターバックス店員への賞賛の声が多くあがっています。

その他にも、理解姉と書いて「わかねえ」と読んでいることについて「理解姉～（わかねえ～）！今後使っていきたいと思います！！」「理解姉（わかねえ）がツボです」など、多くの関心を集めていました。

もしスターバックスのドリンクチケットを使う機会があれば、カマタさんのようにチケットを見せながら注文してみてはいかがでしょうか。

（海川 まこと／漫画収集家）