脳腫瘍で闘病中の猫さん、ゆっくり歩くが、滑ってころん…「それぐらいじゃ負けないもんね」「ゆるゆるがんばって」
「き…たっ、、、、」
ゆっくりと歩く愛猫の様子を撮影した動画を、飼い主のうめのこんぶさん(@umenoconbu21)がX(旧Twitter)に投稿。途中、フローリングで足を滑らせてしまってころん…動画の愛猫は、脳腫瘍で闘病中の「しーこちゃん」こと、ししまるちゃんといいます。12歳7カ月の女の子です。実は、病気が原因で歩行が難しいのですが、自力で歩こうと頑張っているといいます。そんな様子を目にした人たちから励ましのコメントが多数寄せられるなど話題になりました。
■「しーこたん!!すごいすごい!!歩くの大好き~ケガしないようにね」
「フローリングで足が滑っちゃったんだね でもししまるちゃんは強い娘だからそれくらいじゃ負けないもんね 皆のアイドルししまるちゃんはガッツあふれる可愛い娘です」
「しーこたん!!すごいすごい!!歩くの大好き~ケガしないようにね」
「かわいいお顔を見せてくれてありがとう、しーこ様 歩行器作ってもらったら壁がなくても安定するかな」
「ちょっと転んでしまったけど一生懸命歩いて来てくれてんだよね!今日もお顔見れて嬉しいよーありがとう」
「しーこさんゆるゆるがんばってくださいね」
頑張るししまるちゃんに、多くの人たちがくぎ付けに。撮影時のことや病状のことなどを、うめのこんぶさんに聞きました。
■昨年暮れに腫瘍が広がっているのを確認…緩和ケアに突入、歩行が困難になった愛猫
--一生懸命歩くししまるちゃん。脳腫瘍で闘病中とのこと。
「昨年の暮れに腫瘍が広がってるのを確認しました。外科手術と放射線治療をやってもダメで…なので、いよいよ緩和ケア突入しています。急激に悪くなりご飯も流動食。歩行も難しくなりました」
--ししまるちゃんは動画で滑ってしまいましたが、おけがなどは。
「しーこさん、今は壁や人の手がないとどこでも滑って転んでいますがけがなどはなく。もちろん本人はケロっとしてるので抱っこして足もんで、また1から歩いてましたね。起きあがろうとしたり、力がぐっと入ったりして筋肉を使わせてます。痛々しいとのご意見はもらいますが…」
■病気になる前は、散歩が大好きだった
--歩行器を使うのは?
「歩行器も作って使わせてみたものの、体を拘束されるのが嫌でへたり込んでしまったり、足が悪いわけではないので後ろに回ってしまったり。自力で歩いていたので今さらながら慣れないことしない方がいいのか…模索中です」
--そんな自分で歩こうと頑張るししまるちゃんですが、普段はどんな猫ちゃんですか。
「しーこさんは、ものすごく温厚で好奇心旺盛。おてんばで、人見知り全くせず。病気になる前は、家の周りをよく散歩させていたのですが…走るトラックを追いかけようとしてヒヤッとしました。リードなかったら危なかったです。今は体の自由がないけどやはり歩きたがりますね。そこが見ていて切ないです」
--ししまるちゃんは、歩くのが大好きな猫さんなのですね。同居猫のるるまるちゃんは。
「るるまるは3月で11歳になる女の子です。しーことは違いバイオレンスキャットです」
動画では滑ってしまったししまるちゃんでしたが、これからも歩く姿をXで見掛けたら応援してあげでくださいね。
(まいどなニュース特約・渡辺 晴子)
関連ニュース
-
「山に置いておいで」なんてできない! 鳴き声のする荷物を掘り起こすと…そこにいたのは猫風邪で弱った小さな命 猫との暮らしには驚きがいっぱい

-
まるで生まれ変わり…亡き愛猫にそっくりな猫と再び“巡り会い” 「はっちゃんが虹の橋から戻ってきてくれた」

-
「凍え死んでしまう…」小雪舞う中、軒下で寄り添っていた兄妹子猫 悲しみを抱えていた家族のもとへ 今では優しい兄とツンデレ妹の“名コンビ”に

-
「クロの生まれ変わりかも…」旅立った愛猫と同じキジトラの子猫を迎えて13年 手のひらサイズだった命を守り育て、今はやんちゃな甘えん坊に

-
「寒くない?」毛布をくわえて姉猫にそっと…弟猫の“思いやり”に6万超いいね!「なんて優しい世界だ」「心温まる光景」

