逆に黄色くなってしまうかも?漂白剤使用の注意点をクリーニングのプロが解説!
洗濯の際、使う方も多いであろう「漂白剤」。一般的に漂白すれば白くなると思われがちですが、気を付けないと逆に黄色くなってしまうことがあるのだとか…。宅配クリーニングのcoco-ara公式インスタグラム(@coco_ara_cleaning)が黄色くなる原因と回復方法を紹介しています。
▽黄色くなる原因
塩素系漂白剤でつけ置きをすると、襟や袖口が黄色くなってしまうことがあるとのこと。これは襟や袖口などの芯地に使用されているメラミン系の樹脂が、塩素と反応して黄色に変化してしまうのが原因なのだそう。
※ 通常の漂白条件では発生は少ないですが、つけ置き時間が長い場合や濃い濃度で漂白した場合に黄色くなってしまうことがあるとのこと。
■気をつけていたけど、黄色くなってしまったら…
▽ 塩素系漂白剤で黄色くなった時の回復方法
・酢水を使う(お酢にはクエン酸が含まれていて、その効果で黄ばみを漂白する作用があるのだそう。)
① バケツ10Lの水に対して20ccほどのお酢を入れた酢水を用意。
② 黄色くなってしまった洗濯ものをすすいで乾かしてから、酢水に30分程つける。
※ お酢と塩素系漂白剤は絶対同時に使用してはダメ!塩素ガスが発生し、大変危険!!
・お酢で試しても戻らない場合
還元型の白物用漂白剤を使うのが良いそう。
※ ワンポイントや色柄物の衣類には使えず、色柄物の場合、元には戻らず色が抜けてしまうこともあるので、使用方法は商品の取り扱い説明を確認しましょう。
色柄物の場合、クリーニングでも元に戻すのは難しいのだそう。なので、黄色くさせないことが一番重要です。失敗しない為にも洗う前の予防として必ず衣類の取り扱い表示を確認し、塩素系漂白剤が使用できるかどうかを把握してみては如何でしょうか。
▽出典:宅配クリーニングのcoco-ara公式インスタグラム/漂白したのに黄色くなった





