タキシード柄そっくり! 野良猫だった「よるちゃん」が先住猫と並んだら 家族の愛が育んだ甘えん坊
2022年10月、飼い主さんは里親募集サイトで、推定2歳ほどの猫に目が留まりました。
それが、のちの家族となる「よる」ちゃんです。
「とてもかわいらしくて、タキシードを着ているかのように見える被毛の柄が先住猫の『うに』とそっくりだっため心を奪われました」
飼い主さんは、すぐに投稿主さんへ連絡し、お迎えすることが決定。よるちゃんは飼い主さん家族の一員として、新たな猫生を歩み始めたのです。
■よるちゃんの性格と新しい家での生活
よるちゃんが新しいおうちでの生活に慣れるまでには少し時間がかかりました。
飼い主さんによると「しばらくの間は、警戒して先住猫たちとは距離を置いていました」とのこと。しかし、すっかりみんなと仲良くなり、毛づくろいをしたり、一緒に寝たりと、すっかり家族として溶け込んでいる様子です。
また、よるちゃんの甘えん坊なところも、飼い主さんの心を和ませています。
「野良猫時代には、子猫を育てていたため、甘える余裕がなかったのではないかと思います」
今では、よるちゃんが安心して甘えられるようになり、心地良さを感じながらリラックスした表情を見せてくれることが、飼い主さんにとって大きな喜びとなっているようです。
■家族が増えた喜びとよるちゃんへの想い
現在、よるちゃんは推定4歳から5歳になりました。
よるちゃんとの暮らしを通して、飼い主さんの家には変化があったといいます。
「大事な家族が増えたことで、家の中がまた一段と明るくなりました。毎日が楽しいし、仕事にもやりがいを感じています。外で厳しい生活をしてきたぶん、我が家ではいっぱい甘えて、安心して過ごしてほしいです」
「家族になってくれてありがとう」と伝えたいと語る飼い主さん。
今、よるちゃんは、飼い主さん家族の愛情を受けて、穏やかな日々を楽しんでいます。
今後も家族と一緒に心温まる毎日を重ねていくことでしょう。
(まいどなニュース特約・梨木 香奈)