東海道新幹線名物「スゴイカタイアイス」、グリーン車以外では硬くなくなる!? ワゴン販売10月末で終了 販売会社に聞いた

東海道新幹線の車内販売で人気の「シンカンセンスゴイカタイアイス」。同新幹線でのワゴン販売が10月末で終了することが発表され、SNSではアイスの行く末を心配する声が多く上がっている。今後はどこで買えるのか、あのカッチコチの硬さは維持されるのか…。販売会社を取材した。

商品の正式名称は、スジャータめいらくの「プレミアムアイスクリーム」。買ってしばらくはスプーンが刺さらないほど硬くなっていることで知られる。「濃密で重みのある味」を演出するためアイスに含まれる空気の量を大幅に低く(密度を高く)製造しており、その結果凍らせた時に硬くなるようだ。

JR東海は8月8日、東海道新幹線の車内サービスの形式を11月1日から変更すると発表。ワゴン販売サービスは終了するが、乗車中にアイスが食べられなくなるわけではない。グリーン車なら車内の「モバイルオーダー」で購入可能。駅の自販機のアイスも今後拡充する予定のため、普通車の利用者も乗車前に買えば車内で楽しめる。

では、自販機のアイスも「スゴイカタイ」のだろうか。同社の広報担当者に聞いたところ、「あの硬さを自販機で再現するのは難しい」という回答が返ってきた。車内販売のアイスは、ドライアイスと共に保冷バッグに入れて厳重に保冷している。自販機の方が保冷温度は高く、同じ硬さにはならないようだ。

担当者は「販売形式が変わることを受けて、何より先に『アイスはどうなるのか』という反響を多くいただいた。多くの方が楽しみにしてくださっていると再認識しました」と話している。

(まいどなニュース・小森 有喜)

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