【電子車検証】交付された人の約7割がメリット実感「小さくなって保管しやすくなった」 一方、デメリットは?

『ズバット 車買取比較』を展開する株式会社ウェブクルー(東京都世田谷区)は、2023年1月4日以降、新たに車検証の交付を受けた全国の自動車(四輪・二輪)所有者801人を対象に「車検証電子化の実態」に関する調査をしました。調査によると、電子車検証のメリットは「小さくなって保管(携帯)しやすい」が最多となりました。

調査は、2023年6月にインターネットで実施されました。

まず、「電子車検証のメリットとデメリット」について複数回答で答えてもらったところ、メリットは「小さくなって保管(携帯)しやすい」(53.1%)、「ICタグが付いたため券面記載の情報が減って見やすい」(22.4%)などが上位に挙げられた一方で、「特にメリットはない」(26.3%)という回答もみられました。

一方、「デメリット」については、「車検有効期限の記載がなくなった※」(28.7%)、「車検時の法定手数料が値上げされた」(25.6%)などが挙げられたものの、「特にデメリットはない」(33.0%)が最も多くなっています。

※車検証の有効期限は券面非表示事項に分類。ICタグには車検証の有効期限以外に「所有者の氏名と住所」「帳票タイプ」「使用者の住所」「使用の本拠の位置」の、合計で5つの情報を格納。

具体的なメリットとデメリットが分かりました。では、「総合的な電子車検証のイメージ」はどちらのほうが大きいと感じたのでしょうか。調査の結果、69.5%の人が「メリットのほうが大きい」と回答しており、電子車検証はおおむね好評であることがうかがえました。

電子車検証は、基本情報以外をICタグに格納したことで従来よりもコンパクトなサイズとなりましたが、そのICタグを読み取るためには「車検証閲覧アプリ」が必要となります。

そこで、「車検証閲覧アプリを使用したことがありますか」と聞いたところ、87.6%の人が「使用したことはない」と回答。

なお、「車検証閲覧アプリを使用したことがない理由」について回答者からは、「必要とすることがない。以前の車検証のコピーで間に合うことが多い」(40代男性)、「情報を見られることは知っていますが、今は必要ありません」(40代女性)、「そもそもアプリの存在を知らない。あるならもっと周知するべき」(50代男性)といった意見が寄せられました。

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