「夫の勤務先まで聞いてくる」「服を真似してきて『双子コーデ』状態に」…先輩保護者らに聞いた、ママ友「要注意人物」の見極め方

保育園や小学校へ子どもが入ると、いわゆる「ママ友」たちとの接点が増えますね。ただ、「要注意人物」などと言うと、ちょっと大げさかもしれませんが、いわゆる“トラブルメーカー的な存在”のママ友もいないわけではありません。そんなママ友と、相手のペースでお付き合いを深めてしまい、後からトラブルに巻き込まれてしまった…といった話も耳にします。

楽しい友好関係を築いていくためにも、トラブル系ママ友を見極める方法について、保育園・小学校の先輩保護者のみなさんに聞いてみました。寄せられた声を「依存型ママ友」「モンペ系ママ友」「プチトラブルママ」の3つのパターンに分けてご紹介します。

■「依存型ママ友」はこう見極める!

▽最初から馴れ馴れしい感じが強い(Nさん)

▽なにげなくプライベートな話にもっていこうとする人(Sさん)

▽夫の勤務先、子どもの習い事、出産した病院など聞いてくる(Iさん)

▽「わたしって〇〇なタイプなの」と話してくる人は警戒してます、だいたいちょっと変わった人が多い気がする…(Wさん)

▽LINE交換したら数日おきに何かしら連絡してくる(Oさん)

▽その服どこで買ったの?と親子のファッションについてやたら聞いてくる人。そして、マネしたり同じモノを購入して「双子コーデねっ」とか言う人(Hさん)

   ◇   ◇

…一度仲良くなると相手にベッタリくっついてくる、すぐ家に遊びに来ようとする(中には連絡なしにピンポンする強者もいるらしい!)、頻繁にLINEをしてきて返信しないと会った時に「どうしたの?」と言われる。そんな依存型のママ友が「重すぎる」という声が多かったですね。

このタイプのママ友は一度「ターゲット」にされてしまうと、振り切るのに大変だったりするので、最初の時点で深く関わらないことが一番のようです。あえて丁寧に話したり、話の途中でも「ごめんなさい、帰りますね」と興味がないこと、仲良くする気がないことをストレートに見せてしまうというママもいました。

■「モンペ系ママ友」はこう見極める!

▽保護者会などで必ず「質問する」。あまり場にそぐわない、個人的なことだったり、今ここでするかな?という内容で、回答になかなか納得せずに長い問答になる人はモンペ度高い!(Yさん)

▽自分の子どもは注意せず、周囲の子どもの行動を逐一見ているママ(Rさん)

▽「あの子は保育園時代から乱暴で有名だった」「育児サークルで一緒だったけど、あのママって子どもを怒らない」などと周囲に言う人(Kさん)

   ◇   ◇

…モンペ系ママは、「とにかく『わが子自慢と他の人の悪口』がセットで聞いているだけでウンザリする」「しかもその輪の中にわが子や自分が加わってしまうと、雪崩式にトラブルに巻き込まれるので思った以上の大問題になることがある」とのママの本音も。ちょっと怖いですね…。

これまた「関わらない」のが一番なのがモンペ系ママ。一匹狼タイプでも、リーダータイプでも「無難に挨拶程度ですませる」あとはそそくさとその場を離れるという、ありきたりだけど、これが一番効果的という先輩ママのアドバイス、確かに一理あります。

■「プチトラブルママ」はこう見極める!

▽やたら情報通で噂好き

▽「なんか〇〇さん辺りが言ってるみたいなんだけど」と誰かの話として話題をふってくるママ(Mさん)

▽「私は男っぽい性格って言われる、細かいこと気にしないタイプだし」と自ら宣言してくる。でもって、大抵は正反対というか、やたら粘っこい性格だったりする率が高い!(Tさん)

▽本人のいないところで「〇〇さんって悪い人じゃないんだけどねぇ」の前フリからの「でもさ」と話をする人(Wさん)

   ◇   ◇

…モンペやネガティブ・依存系ママと比べたら「ま、私だって、たまには悪口言うこともあるし」と思ったりして、ちょっと「面倒くさいかも」と片隅で思いつつ、お付き合いをなんとなく続けてしまったりします。ところが、知らない間に「別のところで私の悪口言いふらしてた!」なんてビックリすることもありがちなのがプチ・トラブル系のママです。こんなアドバイスもありました。

   ◇   ◇

▽Kさん

こういうママは最初はいいけど、長い付き合いになってくると「地の顔」が出てきてゲンナリします。やがて他のママたちから疎遠にされたり、私自身も「あの人と仲良い人だよね」=面倒なママ的に見られて、それをまた否定するのもバカバカしいし、保護者会や行事で人と顔を合わすのもイヤになった時期もありました。その頃には、それなりの関係になっているので、いきなり交友関係を断ち切るのも難しかったですね。ちょいアヤシイかも?と思ったら、学校や行事で顔を合わせたらハイハイと話は聞いても、個別に会うとかお誘いをかけられたら常にやんわり断り続ける、個人的な深いお付き合いにならないよう気をつけるのがポイント。

■極めつけは「第六感」何かピンときたら…距離を置く!

その人自体に特に問題がなかったとしても、誰にでも相性というものはあります。なんとなく「違う」と思ったり、違和感を覚えたり、「この人とは合わなそう」と思ったら、最初の場面から適度な距離を置くようにしたほうがいいかもしれません。

距離を置く、というのは、例えばLINE交換やSNSアカウントを教えてと言われたら「あ、ちょっと今度ね」とか「LINE基本的にやらないの、放置してる」とあっさりとお断りしてしまう。これも最初のタイミングで、さらっと言ってしまうのが一番ラクです。言いづらければ「メールでいい?」とメアドにすれば、既読だなんだといった問題もないので、そちらに逃げておく手もあります。

もしLINE交換をしたとしても「仕事中は見られない、帰宅してからも忙しいので、あんまり反応できないんだけど」と最初から立ち位置をハッキリさせておきましょう。

最初のうちは相手と、ある程度の距離を置くのは常識的なことです。そこから少しずつ、気が合うなと思えば、一緒にランチしたり、子連れで遊びに行ったりして、仲を深めていけばいいだけです。いきなりすぐに仲間を作ろう、グループに入らないと!と焦るよりも、自然と仲良くなるまで時間をかけるのが一番のようです。

子どもを通して知り合うと、必要に応じて、ある程度のお付き合いをしなくてはならない場面はありますね。特に子どもが小さければ小さいほど、どうしても母子セットで行動することが多いので、なかなか「ママ友との交流」をすべて避けて通るわけにもいきません。

でも、実際にママ友として知り合い、生涯の友人となる相手もいます。そんな相手が自然とできるまでは、無理をしないでおきましょう。

「そーいう人なのね」と思ったら、あえて仲良くする必要はありません。子ども同士が仲良いからと「親も仲良くしなくてはならない」こともありません。ママ友でないから「子どもを家に呼んでもらえなくなる」なんて心配無用! そんなことで子どもの友達をえり好みするようなら、そもそもお付き合いすることなどないのですから。それに小学生にもなれば、子どもは勝手に子ども同士で約束をしてきます。

入園や入学、進級など新しい環境になるとどうしても「ママ友」関係に敏感になりますが、自分自身を見失わず、自分なりの「付き合い方」で程よい距離を保つのが、まずは失敗しない方法です。

(まいどなニュース/BRAVA編集部)

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