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警戒心が強く、ずっと側溝の中で暮らしていた真っ白い子猫 家に迎えたら「究極のツンデレ」に

■里親を探そう

およめちゃん(5歳・メス)は野良猫の子猫で、ずっと側溝の中にいた。警戒心が強く、ごはんを置いていても人がいなくなるのを待ってから食べ、すぐに逃げてしまうような子だった。保護された時は、汚れてドロドロだったという。

ボランティアがTNRしようとして保護した。地域猫にしようと不妊手術をしてサクラ耳にカットしたが、長年の勘で「この子は里親さんが見つかるのではないか」と思い、地域の情報サイト「ジモティー」で里親を募集したという。

■うちなら里親になれるはず

神奈川県に住む前畑さんは、まげちゃんという白猫を保護して飼っていたが、そろそろ2匹目を飼いたいと思っていた。そんな時にジモティーで見たのがおよめちゃんだった。ボランティアが掲載した、その日のうちに見つけたという。

「写真を見て一目惚れしたのですが、紹介文にも惹かれました。『人馴れしていない8カ月の女の子。猫を飼ったことがある方におすすめ』と書いてあったんです。『うちなら先住猫のまげもいるし、なんか良い気がする』と思いました」

前畑さんは夫に何も相談せず、すぐにボランティアに連絡した。およめちゃんに会いに行く日、ワクワクしたことを今も覚えているという。

初めて会ったおよめちゃんは、小柄で痩せていて、可愛らしかった。ケージの中のトイレに入って全く動かず、ビクビクしていた。話しかけても、触っても、怖がっていた。オッドアイで、本来きれいな色の目のはずだが、ボランティアのところにいた他の猫から結膜炎をうつされてしょぼしょぼしていたそうだ。

前畑さんが「私が病院に連れて行ってもいいですか?」と訊ねると、「その方がいいかもしれない」ということになり、早く迎えることになったという。

■先住猫まげちゃん喜ぶ

2017年7月24日、家にボランティアがおよめちゃんを連れてきてくれた。

名前の由来は、先住猫のまげちゃんが男の子なので、そのお嫁さんという意味を込めた。前畑さんが昔アルバイトをしていた時に、「およめちゃん」というニックネームの可愛くて優しいパートさんがいたことも影響した。

前畑さんは、およめちゃんが「うちの子」になってくれて、嬉しくてたまらなかった。

すぐにおよめちゃんを病院に連れて行くと、結膜炎だったので治るまでケージに隔離。ケージをバスタオルで覆っていたが、先住のまげちゃんも嬉しくて仕方ないようで、バスタオルをのけて覗き見ばかりしていた。

「結膜炎が治ってから初めて対面させたのですが、すぐに仲良くなれて、なんといってもまげちゃんがとても嬉しそうでした」

およめちゃんは5歳になった今も、あまり人馴れしていない。夫が近づくと逃げたり、隠れたりする。

「でも、ゆっくりゆっくり変わってきています。シャーもほとんど無くなって、私にだけは甘えてきます。ツンデレの極みのような性格です」

およめちゃんを迎えて、まげちゃんと激しく追いかけっこするため、前畑家はドタバタドタバタ賑やかになったという。

「私たちも楽しい気持ちになりました。お迎えして本当に良かったと思うことばかりです。まげとおよめが一緒にいる姿を見るだけで、幸せな気持ちになれます」

(まいどなニュース特約・渡辺 陽)

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