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ただただ圧巻!「本棚劇場」…高さ8m、3万冊の巨大本棚に囲まれる体験 角川武蔵野ミュージアムが話題

 11月6日、エンタテインメント企業・KADOKAWAが展開する複合文化ミュージアム「角川武蔵野ミュージアム」(埼玉県・ところざわサクラタウン)がグランドオープンしました。デザインしたのは世界的建築家、隈研吾氏。非常に複雑な多角形を構成するミステリアスな外観は、内部はどうなっているの?と見る者の想像力をかき立てます。中でも4~5階に位置する「エディットタウン」内に存在する、高さ約8メートルの約3万冊が配架された巨大本棚で囲まれた空間「本棚劇場」が話題を呼んでいます。

 「本棚劇場」はフィクションの世界の天才たちの頭脳に存在する「記憶の宮殿」に「図書室」があればかくや…と想像したくなる大迫力の仕上がり。SNSでも「素敵すぎる」「圧巻!」など、続々コメントが寄せられています。「本棚劇場」に到着するまでの「エディットタウン」の動線を、同ミュージアム広報の貝塚千恵さんのコメントとともに見ていきましょう!

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◆「エディットタウン-ブックストリート」…「エディットタウン」の入り口。松岡正剛館長の監修で世界を読み解くための「9つの文脈」にそって約2.5万冊が並ぶ“街”のような図書空間。

貝塚さん「『記憶の森へ』から『個性で勝負する』まで9つの書域に分かれます。さらに、1つの書域は最終的には約960の書列にテーマを分類。また本館には通常の図書館にはない「複本(同じ本が複数あること)」が存在します。たとえば夏目漱石の『こころ』は、『日本の正体』や『脳と心とメディア』や『男と女のあいだ』に配架されてもいい本。実際にどの棚に配架されているか、ぜひご自分の目でご確認いただければと思います」

「『ブックストリート』は歩いているだけで、次の本欲(食欲ならぬ)が湧いてくる不思議なエネルギーに満ちた本の街です」

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◆「荒俣ワンダー秘宝館」…「ブックストリート」進行方向右手に展開。荒俣宏氏監修の、日本発!ワンダーなモノを集めた博物館が誕生。館内は、展示物を手に取って見られるコーナーを持つ《ワンダーの部屋 半信半疑の地獄》と、生物の美しさや不思議を体感できる《サイエンスアートの部屋 生命の神殿》の2つの部屋に分かれています。

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◆「エディット アンド アートギャラリー」…「ブックストリート」進行方向左手に展開。図書と美術が融合したアートギャラリー。オープニング作品は『米谷健+ジュリア展 だから私は救われたい』

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◆「本棚劇場」…KADOKAWA刊行物と、創業者の角川源義文庫の他、山本健吉文庫、竹内理三文庫、外間守善文庫など個人蔵書が一堂に。また約8メートルの本棚に定期的に「本と遊び、本と交わる」をコンセプトとした《プロジェクションマッピング》(約3分間のプログラム)を上映。

貝塚さん「見上げて声を漏らされる来館者の方が多く、そのときは手がけて良かったと心から感じます」

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 …また、「本棚劇場」のプロジェクションマッピングに関しては、早くもSNSに「光る本棚」の様子を画像や動画で投稿する人もいるなど注目されています。「現在のプログラムは森村誠一展のために準備されたもので、特集展示の内容によって今後の演出もまたちがったものになる予定。次回以降、本棚がどのように演出されるか楽しみにお待ちください」(貝塚さん)とのこと。次はどんなふうに来場者を驚かせてくれるのか、期待したいですね。

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◆「角川武蔵野ミュージアム・エディットタウン」
利用料金…KCM スタンダードチケット/一般(大学生以上)1200円(税込)他。

(まいどなニュース特約・山本 明)

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