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兵庫・淡路島の漁港で保護された小さな子猫 3匹の先住猫に可愛がられ大きく育つ

田中ネオくんは、兵庫・淡路島の漁港で保護された。高知県に住む田中さんは、別の猫を譲渡してもらおうと思い保護団体「淡路ワンニャンクラブ」に電話したのだが、その猫は里親が決まりかけていた。その時、ネオくんを保護したという一報が入り縁がつながった。

■淡路島の港で放浪していた子猫

2018年8月25日、ネオくんは、淡路島の港に1匹でいて、ニャアニャア鳴いていた。猫の保護団体、淡路ワンニャンクラブのボランティアの知り合いがネオくんを発見、保護して連絡した。生後1カ月になるかならないか。歯が少し生えていて、耳はやっと立ったばかり、ふわふわのキトンコートに包まれていたが、ガリガリにやせていて、汚れていた。

高知県に住む田中さんは、2018年3月に、お月ちゃんという猫を保護して飼っていた。お月ちゃんを保護する前から、淡路ワンニャンクラブのボランティア、あーもんさんのブログを読むのを楽しみにしていたが、お月ちゃんを保護したことで、どんなふうに保護されるのか、以前にも増して興味がわいたという。

「淡路島で保護される猫は、捨て猫や大人猫が多いのが現状だと分かってきました」

田中さんは、保護猫を迎えたいと思ったが、

「ひとつの家庭で飼える猫の数は決まっていると思うんです。50代の夫婦二人生活。猫が3匹いたのですが、目が届くのは5匹まで。うちが1匹飼えば、ボランティアさんが新たに1匹受け入れられると思いました」

■ネオくんとの縁

淡路ワンニャンクラブのサイトを見て、気に入った猫がいたので電話で連絡したが、その猫は里親が決まりかけていた。電話している最中に、「漁港で保護された子がいる」という連絡が入った。田中さんは、その猫に会うことにした。

8月26日、ネオくんは、田中さんに会う前に血液検査を済ませた。お昼に会ったのだが、ネオくんは、疲れていたのか、ほとんど眠っていた。ご主人はキジ猫が好きで、白い色の猫をあまり好まないが、なぜかネオくんのことは気に入って「まだ小さいから、いろんな記憶がないだろう。うちで生まれ育ったと思って育つんじゃないか。先住猫たちも子猫なら受け入れるだろう」と言った。田中さん夫妻は、ネオくんを連れて帰ることにした。

■優しい先住猫に囲まれてわがまま三昧

「ネオは、とても小さい猫でした。まだ保護されたばかりで、体調も心配だったので、一週間、他の猫とは別の部屋で様子をみることにしました」

ネオくんは、まったく物怖じしなかった。3匹の先住猫たちも歓迎して、優しく接した。特に2匹の女の子の猫は、自由に歩き回るネオくんを、いつも見守っていた。段差があるところに行くと、少し離れたところにいてもタタタっと駆け寄ってきた。すき間のあるところや高い場所に行った時も、近くで見守った。

人にも猫にも甘やかされて育った末っ子のネオくんは、わがままで、大きな身体になった。

一番優しい姉猫、キキちゃんのひげを、毛づくろいの延長なのか全部食いちぎってしまう。キキちゃんのひげは、いつの間にかなくなってしまった。それでもキキちゃんは怒らない。田中さんが怒ろうとするとネオくんは、「いえいえ僕は何もしていませんよ」というような顔をする。

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