「見るだけ…」から保護猫を飼って劇的変化 「こんなに猫を好きになるんて」

 佐賀県に住むあかねさんは、それほど動物が好きではなかった。しかし、「保護猫を見るだけなら…」と思って家に連れてきてもらい、実際に飼ってみたら、その可愛らしさにノックアウトされてしまった。

■住宅街を放浪していた子猫

 2018年6月、そらちゃんは、佐賀県にある線路沿いの住宅街を放浪していた。子猫だがやせていて、一軒、一軒、甘えて回るのだが、保護してくれる家はなかった。そんな姿を見かねて、猫を飼っている人が抱っこして保護してくれた。その人が、保護活動をしているペットシッターさんに連絡し、そらちゃんの里親さん探しが始まった。月齢8カ月くらいだった。

 佐賀県に住むあかねさんは、2018年末に臨時のアルバイトに行っていた。その時、初めて会った人から、「猫を10匹くらい飼っていて、すべて保護猫です。猫は好きですか?」と聞かれた。あかねさんは、「嫌いではないが大好きでもない。もし飼うなら犬より猫かなとは思うけど」と答えた。するとその人は、「保護活動をしている知り合いのところに、なかなか里親さんが見つからない猫がいる。もしよかったら、見るだけでも見てみない?」と言った。あかねさんは嫌とは言えず、「見るだけなら…」と承諾した。

■動物が苦手だったのに

 2019年1月、あかねさんは、猫を家に連れてきてもらった。のどをごろごろ鳴らしながら近づいてくる猫に癒され、トライアル期間を経ないで正式に迎えたいと思ったそうだ。

 1月6日、いまは独立している息子さんの誕生日にそらちゃんは家族になった。家を出ている2人のお子さんには内緒にして、家族のグループLINEで「家族が増えました」と報告すると、息子さんや娘さんは「えっ!マジ!!」と驚いた。あかねさんは、猫だけでなく動物全般が苦手だったので、「こんなに猫のことを好きになるとは」と、自分でも驚いた。

 「もう、とにかく可愛くて、可愛くて。最初はあまり乗り気でなかった夫も娘も、すっかりメロメロなんです。案ずるより“飼う”が易しですね」

■20万円かけて設置したペットゲート

 あかねさん宅は、玄関ドアを開けると、すぐリビングという造りで、猫を完全室内飼いで飼うには改修が必要だった。

 気を付けて玄関ドアを開閉していたが、そらちゃんは2度、外に出てしまった。外とは言っても遠くではないのだが、家族全員で大慌てし、チュールでおびき寄せて家の中に入れた。

 あかねさんは、市販のペットゲートには気に入ったデザインのものがなく、家を建ててもらった工務店にお願いして、玄関ドアとリビングの間に特注のペットゲートをつけてもらった。ペットゲートは20万円ほどしたが、玄関ドアを開閉するストレスから解放されて、とても嬉しく思っているという。

 「ペットゲートの費用対効果を考えると1匹ではもったいない」と、なかば強引な理由をつけて、あかねさんは2匹目を迎えることにした。

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