「魚へんにICOCA」で何と読む? とある割烹のユニークなテーブルマットがセンスありすぎ

 いきなり問題です。「魚へんにICOCA(イコカ)」で何と読むでしょう?

 過去には「鯖(さば)」のことを「魚へんにブルー」と言った某プロ野球関係者がいましたが、大阪・日本橋のカジュアル割烹「shun」はテーブルマットで“魚へんの漢字クイズ”が楽しめると話題になっています。もちろん本当の漢字ではなく、店側の創作漢字。ちなみに冒頭の問題は、取材時点で「答えられたお客様はいらっしゃいません」と運営会社がイチオシする超難問です。

 料理を待つ間、そして食事中にも楽しめるこの漢字クイズ。すべてが難問というわけではありません。ということで、何問か紹介してみましょう。

 魚へん+引き分け=タイ 引き分けと言えば、英語で「タイ」。これは見たまんまです。お次は…

 魚へん+部活=カニ ちょっと難易度が上がった気もしますが、これも考え方は似ています。部活は英語で「クラブ活動」。そして、綴りは違いますが「カニ」は英語で「クラブ」だから…ということだそうです。

 魚へん+西城秀樹=カレイ 西城秀樹さんと言えば“リンゴとハチミツ”の某カレー商品のCMが有名ですね。ということで、カレーが「カレイ」…正直言ってこれは少々無理やりな気もします。そして最後に…

 魚へん+日曜夕方=? 日曜夕方のテレビ番組と聞いて何を思い浮かべますか?「笑点!」という声も聞こえそうですが、それだと魚と関係がなくなってしまいます。それより少し後の時間で、魚というよりも海に関係するもの。そう、あの国民的長寿アニメです。ということで、こちらの答えは「サザエ」でした。「魚じゃない」という点には触れないでください。

 他の問題も気になりますが、なぜこんなテーブルマットを作ったのかも疑問です。そこで「shun」を運営する株式会社HASSINの広報部にお話を聞いてみると「割烹=敷居が高いイメージがありますが、ユーモアを交えることで入りやすく、また、よりお客様にお食事を楽しんで頂けるようにとオープン当初に料理長が考案いたしました」とのこと。狙いはズバリで、客の大半は「答え合わせ」でとても盛り上がるといい、記念に持って帰る人もいるそうです。SNSでも「大阪っぽい」「見入ってしまった」などと話題になっています。

 もちろん“本業”の料理も絶品がそろいます。店側のイチオシは「Aランク牛しゃぶロース スープ茶漬け」で、当然のように魚料理も充実。同社広報部は「時期により取り扱う魚は変更しております。例えばお造りにはブリや鯛などがあります。今の時期ですとメニューでは白子ポンズ、白子の天ぷらがあります」と教えてくれました。

 さて冒頭の「魚へんにICOCA」に話を戻しましょう。ICOCAと言えば主に関西圏で使用されている交通系ICカード。切符のように改札機に挿入せずとも「置く」だけで通行できる便利なカードです。つまり「置く」と「パス」できる…「置くと、パス」…「オクト、パス」…ということで、もう答えは分かりましたよね。まあ、実際には改札機に「置く」というよりも「瞬間的にタッチ」な気もしますが、当方で苦情は受け付けません。

 なお「shun」のSNSでは一般の方からの新しい『魚へん創作漢字』を募集中で、実際にテーブルマットに採用されることもあるそうです。あなたも是非、渾身の『魚へん創作漢字』を考えてみては?(デイリースポーツ・知手 健人)

◆「shun」インスタグラム https://instagram.com/kappo_shun?igshid=1tdhhdbhx3kts

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