タイガース柄「イコカ」阪神電鉄が発売 1枚2000円

 阪急電鉄と阪神電気鉄道は3月1日から、JR西日本が発行するIC乗車券「ICOCA(イコカ)」の販売を始める。乗客の利便性向上が目的で、自社区間の定期券も購入できる。これで関西の主要鉄道会社がそろってイコカを取り扱うことになる。阪神はプロ野球・阪神タイガース仕様のカードを8万枚用意、IC乗車券への切り替えを促す。

 イコカは、近畿日本鉄道や南海電気鉄道、京阪電気鉄道、大阪メトロといった関西の主要鉄道各社が既に導入している。阪急、阪神と同じグループの能勢電鉄と北大阪急行電鉄も1日に発売する。

 阪神の「タイガースICOCA」は球団旗と球団マスコットのトラッキーをそれぞれデザインした2種類で、価格は1枚2000円。預かり金500円を除く1500円分がチャージ(入金)される。3日まで甲子園駅で先行販売し、4日以降は主要各駅で販売する。

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