鳩山元首相、天皇陛下の即位パレードは安倍政権の政治利用 首相への忖度に危機感

 鳩山由紀夫元首相(72)が22日、ツイートを更新。天皇陛下の即位を披露する10月22日のパレード「祝賀御列(おんれつ)の儀」のコースが“政治利用”されているとして、安倍政権を批判した。

 鳩山氏は「10月22日の天皇陛下のパレードコースを見て驚いた。国道246号を真っ直ぐ行けば良いものを、わざわざ自民党の脇を通ることになっている」と指摘。そのうえで「天皇陛下の政治利用極まれりだ。なぜ宮内庁は黙っているのか」と苦言を呈した。

 さらに、鳩山氏は「周りが全て安倍首相を忖度するようでは日本は全体主義化していると言わざるを得ない」と危機感を訴えた。

 「祝賀御列の儀」は、皇居宮殿から国会議事堂の正門前、国立国会図書館前を通過して青山通りを進行し、赤坂御所まで4・6キロを約30分かけて進行する予定。21日に開催された政府の「式典委員会」でこのコースが決められたが、同委員会では安倍晋三首相(64)が委員長を務めていた。

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