突然ですが「令和」ってきれいに書けますか？　このほど「令和」という元号にフォーカスした、ペン字の練習教材が発売されました。筆ペンとミニ色紙もセットになっていて、美しい字を会得したあとは、自筆した「令和」のミニ色紙を挙げて「プチ官房長官気分」も味わえるそう。しかし…令和令和令和令和令和。いくら練習しても、元号ってたった２文字しかありませんよね。それなのに、ペン習字の教材にしちゃうなんて…なんて思い切った決断なのでしょうか…。

　そんな気になる教材は、大手通信販売会社・フェリシモが４月１８日から発売を始めた「新元号　令和＆お祝いメッセージ　美文字レッスン　エクストラ」。広報担当者は「新元号の新しい親しみ方として、役にたつもの、身につくものを作りたいと企画しました。令和をお祝いするグッズは多々ありますが、美文字を学ぶような教材は、ほかに聞いたことがないので、世の中的には初めてだと思いたいです！」と語ります。

　…しかし、この商品、売れているのでしょうか。

　「じわじわと受注が広がっていますね」

　ああ。それは良かった。…だけど、改元の日って、もう明日に迫っているじゃありませんか。ブームが終わるまでに、もっと一緒にフィーバーしておかないといけなかったのでは？

　「いえ、売れ行きはむしろ『新元号になってから』に期待しているんです。これから、日常生活の中で新元号の文字を書かないといけないタイミングが、たくさんやってきますよね。みなさんが必要に迫られたときが、商品の売り時です！」

　売り時のひとつが、年賀状シーズン。「『今年は元号も変わったし、手書きで書いてみようか』という人も増えると思うのです。「令和二年元旦」と、きれいに書けるとうれしいですよね！　そんなときこそ教材の出番です！」

　そして、日を追うごとにますます遭遇する新元号を書く機会…。「大切な方へのお手紙やお礼状、そしてお子さんの学校向けの書類。あらゆるところに年号を書く必要がありますよ」。そんなとき、美文字の元号が書ければ、怖いものはありません。

　「ドリルのシートをなぞり書きするうちに、筆ペンとペン字で『令和』を美しく書くコツが身につきます。それだけでなく、「ありがとう」「おめでとう」「御礼」など、元号とあわせて書くことが多い、お祝いや贈り物で使う言葉も練習できるようにしています。手書きをすることがある方々に、ぜひ使ってほしいですね！」

　練習するのは２文字だけではなかったことも、一安心です。そうだ、商品名は「新元号　令和＆お祝いメッセージ　美文字レッスン　エクストラ」でしたものね。暮らしの中で幅広く活用できる、とてもお得な教材のように思えてきました…。

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　ちなみに令和の文字って、実は微妙に難しいらしいのです。例えば「令」の文字に最後に書く縦棒。実は文字の中央位置ではなく、ちょっと左に寄った場所に書くのが美文字のコツみたい。

　教材には、テレビで芸能人をスパルタ指導することもある書道家・高宮暉峰さんが解説する、美文字のコツがつまっています。購読者限定に公開している動画もあり、ペン字で横書きする際の書き方など、先生の説明を聞きながら学ぶこともできます。さあ、改元という歴史的変化を、自分の成長につなげてみませんか。（まいどなニュース・川上隆宏）

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「新元号　令和＆お祝いメッセージ　美文字レッスン　エクストラ」

１セット９７２円（税込）

セット内容：

・テキスト２枚（Ｂ５判）

・ドリルシート６枚（Ｂ５判）

・筆ペン１本

・ミニ色紙１枚（１０×１０ｃｍ）

https://feli.jp/s/pr19042301/2/