点滴中毒死事件の背景に潜む容疑者の「二面性」とは…小川泰平氏が指摘

 横浜市神奈川区の大口病院(現・横浜はじめ病院)で2016年9月に入院患者2人が相次いで中毒死した事件で、うち1人の男性(当時88)を殺害したとして、同病院の元看護師・久保木愛弓容疑者(31)が7日に殺人容疑で神奈川県警に逮捕されたことを受け、元神奈川県警刑事で犯罪ジャーナリストの小川泰平氏は15日、デイリースポーツの取材に対して、同容疑者の「二面性」を指摘した。

 2年前に“中毒死事件”として旧・大口病院がメディアに取り上げられた際、久保木容疑者は同病院に勤務する看護師としてテレビのインタビューに答えており、質問状に対しても直筆の手紙で返信していた。

 小川氏は「ちゃんと返事をしないと疑われてしまうという思いと共に“自分は容疑者ではない”とする『自分ではない、もう1人の自分』を演じていたのでは」と心理を分析。同氏は一昨年の取材時を振り返りながら、「人と関わるのが苦手と言いながら、インタビューには一生懸命に答えたり、突然走り出したかと思うと急に歩き出したり…といった“アンバランスさ”を感じた」と明かした。

 同容疑者については、勤務中に過度の潔癖性を思わせる行動を取りながらも、入院患者が飲み残したお茶を飲んでいたなど、病院関係者の証言による背反する行動も報じられている。

 小川氏は「高校時代に老人ホームに研修に行って看護師になりたいと思ったように、志があった。高齢者が嫌いなはすではないのに、このようなことをした。そこにアンバランスさや二面性を感じる」と、一連の行動の背景を推し量った。

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