「ノロッコ号」最終運行を開始 旭川-富良野、9月まで

 JR北海道は6日、車両の老朽化で今季を最後に引退する旭川-富良野間の観光列車「富良野・美瑛ノロッコ号」の最終運行をスタートした。ラストランは9月23日。後継の観光列車を準備中で、来年度開始予定としている。

 旭川駅での出発式で、森下昌旭川支社長は「これまで通りお客さまの安全を最優先で運行してまいります」と意気込んだ。駅長が出発合図を出すと、列車はゆっくりと進み始めた。

 同社によると、1998年に運行を開始。名前の由来は「ノロノロ走るトロッコ列車」で、ゆっくりと車窓の景色を楽しめる列車として親しまれてきた。3両編成の全車指定席で、期間中は2種類の色の機関車を入れ替えて走らせる。釧網線の観光列車「くしろ湿原ノロッコ号」も今季で引退予定。

 埼玉県から新婚旅行で訪れたという乗客の会社員江森友耶さん(34)は「風が涼しく、きれいな景色も間近で楽しむことができていい」。妻の結さん(30)は「車内もにぎやかで明るく、自然と笑顔になります」とほほ笑んだ。

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