侵略植物に中華食材で対抗、佐賀 クウシンサイ育て実験

 佐賀市の坂井英隆市長は18日の記者会見で、農業用水路などで大繁殖し「地球上最悪の侵略的植物」と呼ばれる水草「ナガエツルノゲイトウ」対策の新たな実証実験を始めると発表した。中華食材などに使われるクウシンサイを上流で育て、水草に必要な養分を吸い取らせて繁殖抑制を狙う。市は全国初の取り組みとし、現場導入を目指す。

 ナガエツルノゲイトウは南米原産で、日本では特定外来生物に指定。刈り取っても、ちぎれた茎や根の断片から増殖し、全国で農作業を阻害している。

 実証実験では2026年度から大学などの研究機関と協力し、クウシンサイを水槽に浮かべて栽培。根から水中に含まれる窒素やリンをどのくらい吸収できるかを調べる。

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