母の書道で金賞を取ってしまった はがきで「ごめん」コンクール
高知県南国市後免町の地名にちなみ、言えなかった「ごめん」の気持ちをはがきに託す全国コンクール「ハガキでごめんなさい」の受賞作が19日、発表された。母の書道で金賞を取ってしまったと「僕」が謝る栃木県の上野亜弓さん(35)の作品が大賞に輝いた。
毛筆で大きく書かれた言葉は「真実」。「しれっと僕は母と書道展へ行きました」とのメッセージが添えられた。
優秀賞は、兵庫県のペンネーム「たなまひ」さん(18)が小さい頃、車から毎回おぶって帰ってくれた父に寝たふりをしていたことをわびる作品など6点。
コンクールは後免町で幼少期を過ごした漫画家故やなせたかしさんが発案。22回目の今年は46都道府県から1365点が集まった。





