駆け抜ける馬の地上絵、茨城 観覧車から眺望

 茨城県ひたちなか市の国営ひたち海浜公園が、紅葉後のコキアや松ぼっくりなどを使い、来年の干支「午」にちなんだ地上絵を公開している。「未来へ駆け抜ける馬」がテーマ。縦約23メートル、横約34メートルで、園内の大観覧車から迫力ある全貌を見ることができる。公開は来年1月12日まで。

 同園の地上絵は今年で17作目。たてがみやしっぽを約1100株のコキアで、脚などを約2万2千個の松ぼっくりで表現した。跳びはねる馬のように飛躍や活躍を願って「躍」の字も添えた。

 家族で訪れた水戸市の公務員長州典子さん(37)は「観覧車から見ると大迫力だった」と喜んだ。

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