「笑」の大切さ忘れない年に 熊野本宮大社で大筆書き

 和歌山県田辺市の世界遺産・熊野本宮大社の大鳥居の下で13日、九鬼家隆宮司(69)が新年への願いを込め「笑」の一文字を約1・3メートルの大筆で約3メートル四方の布に大書した。大勢の参拝者が豪快な筆さばきを見守った。

 九鬼宮司は「地震や火災など大変な災害が起こっている。笑顔で励まし合うと勇気をもらえると思う。来年は笑顔の大切さを忘れない年であってほしい」と話した。

 2008年から続く恒例行事で、新年がこうあってほしいと期待する漢字を宮司が選ぶ。例年は社殿の前で書くが、今年は旧社地「大斎原」にある建立25年を迎えた大鳥居の下で披露された。書は境内に飾られ、初詣客を迎える。

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