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草津駅「お鉢弁当」930円

草津駅「お鉢弁当」930円
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 新聞にくるまれた駅弁を見たとき、私が子供の頃に地元のショッピングセンターで乾物などを買うと、おばちゃんが古新聞でおおざっぱに包装してくれたのを真っ先に思い出した。その新聞のような紙が掛け紙になっており、題字が「南洋軒新聞」で日付が1990(平成2)年4月14日。販売業者に聞くと、この日は「お鉢弁当」が発売開始された日だということだった。また、記事にはこの駅弁誕生の様子や、社長(現会長)が顔写真入りでインタビューに登場するなど、面白おかしく書かれている。食べる前に興味をそそられ、最後まで“新聞”を読み終えると、思わず吹き出してしまった。こんな遊び心満載の掛け紙は他になく、より旅が楽しくなったのは言うまでもない。

  ◇  ◇

 ひもをほどいて“新聞紙”を取り外すと、植木鉢(信楽焼の時期もあった)が現れる。その中のクマザサ状のバランを開いていくと、高菜飯の上に、サケ、レンコン、鶏肉、椎茸、栗、卵焼き、タケノコ、山菜、ギンナンなどのおかずが満載。また、食べた後の容器に土を盛って付属のラディッシュの種をまくと、芽が出て、膨らんで-。時間を置いてもう1回楽しめるというユーモア感にあふれるアイデアが満載の駅弁だ。

 930円。前日の正午までに要予約。東海道本線・草津駅「南洋軒」Tel077・564・4649。(デイリースポーツ・柴田直記)

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