人間中心のAI政策提言へ 博報堂や日立、産学で連携
博報堂DYホールディングスや日立製作所などは21日、人工知能(AI)技術が発展する中で人間の主体性を尊重するAIの在り方を検討する「人間中心のAIコンソーシアム」を設立したと発表した。大学の有識者や法曹関係者とも連携し、政策提言やガイドラインの策定を目指す。
共同代表理事に就任した慶応大の山本龍彦教授は、AIが意思決定や価値判断に影響を及ぼす存在になっているとして「人間の尊厳を考えることは避けて通れない」と訴えた。
AIの進化が業務の効率化などの恩恵をもたらす一方で、AIの回答を無批判で受け入れる認知能力の低下といった懸念も出ている。コンソーシアムでは、法学や倫理学の面からの研究推進など四つの分科会を設置。
