奈良の梅乃宿酒造が東証上場 ストップ高で初日の取引終了

 日本酒やリキュールを手がける奈良県葛城市の「梅乃宿酒造」が24日、東京証券取引所のスタンダード市場に上場した。売り出し価格は1株600円で、初日は値幅制限の上限であるストップ高の1050円で取引を終えた。市場関係者によると、酒造会社の上場は珍しく、企業価値の向上を目指す。

 東証では上場セレモニーが開かれ、関係者が鐘を打ち鳴らして祝った。吉田佳代社長は記者会見で「国内市場はまだまだ伸びる。海外市場は2倍、5倍、10倍の可能性がある」と海外事業への意欲を語った。

 梅乃宿酒造は1893年創業。2007年に発売したリキュール「梅乃宿あらごしシリーズ」で、売り上げを大きく伸ばした。

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