コメ業者取引価格、3月最大下落 在庫増、前年比では1・3倍高値

 スーパーのコメ販売平均価格推移
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 農林水産省は17日、農業協同組合(JA)などの集荷業者と卸売業者が2025年産米を今年3月に売買した際の「相対取引価格」について、玄米60キロの全銘柄平均で前月比1711円安の3万3345円だったと発表した。在庫が積み上がっていることが背景にあるとみられ、06年8月の調査開始以来、下落幅は過去最大となった。

 ただ前年同月比では1・3倍の高値水準が続いている。3月は89銘柄中、44銘柄で価格が下落した。取引数量の多い東日本エリアで主要銘柄の値下がりが目立つ。今後、店頭価格にも反映されるとみられる。

 3月の契約数量は14万8千トンで、前月と比べると3万7千トン増加した。JAは昨年秋、例年に比べ契約数量を大幅に増やした。その反動で1月以降は低調だったが、ここにきて販売を強化した。

 全国約千店舗のスーパーで今月6~12日に販売したコメ5キロの平均価格も発表し、前週に比べ60円安い3873円だった。値下がりは9週連続。

 高価格帯の銘柄米が42円安い3941円、ブレンド米などは77円安い3659円だった。

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