米、関税返還20日から受け付け 最高裁の違法判断に対応

 【ワシントン共同】米税関・国境警備局(CBP)は10日、トランプ政権が国際緊急経済権限法(IEEPA)を根拠に徴収した「相互関税」などについて、20日から返還申請を受け付けると発表した。連邦最高裁が2月、IEEPAに基づく関税徴収を違法と判断し、国際貿易裁判所が返還を命じていた。

 CBPは効率的な返還ができる新たな仕組みを導入する。まずは正式な関税額が確定していない、もしくは確定から80日以内の輸入申告が対象となる。事業者は通常、輸入時に概算の関税額を支払い、税関当局が後日、正式な関税額を確定している。

 CBPによると、IEEPAに基づく関税の徴収額は3月4日時点で、約1660億ドル(約26兆円)に上る。

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