NY原油、112ドル台 3年10カ月ぶり高値
【ニューヨーク共同】中東情勢の緊迫化に伴うエネルギーの供給不安が続く中、連休明け6日のニューヨーク・マーカンタイル取引所の原油先物相場は、指標の米国産標準油種(WTI)の5月渡しが連休前の2日と比べて0・87ドル高の1バレル=112・41ドルで取引を終えた。終値としては2022年6月以来、約3年10カ月ぶりの高値。7日の取引では、116ドル台まで上昇する場面もあった。
トランプ米大統領がイランに対し要衝ホルムズ海峡を7日夜までに開放するよう要求。開放に応じない場合はイランの全発電所を破壊すると警告した。ロイター通信によると、米イランは仲介国から和平提案を受け取ったが、イラン側が一時停戦と引き換えによる海峡開放を否定した。交渉の先行きは不透明な状況で、6日から7日にかけて原油価格は高止まりしている。
ホルムズ海峡では世界の原油や液化天然ガス(LNG)の約2割に相当する輸送が制限されているとされ、アジアの主要消費国では在庫の取り崩しや消費抑制の動きも出ている。
