イラン情勢でガソリン価格上昇へ 減税効果、帳消しの恐れ

 米軍とイスラエル軍のイラン攻撃により世界で原油相場が急騰し、国内のガソリン価格も値上がりする見通しだ。レギュラーガソリンの全国平均小売価格は、昨年末のガソリン税の暫定税率廃止で1リットル当たり約20円下がったばかり。イラン情勢の混乱が長引けば上昇が続き、減税効果が帳消しとなる恐れもある。

 政府は昨年12月末、ガソリン税に上乗せしていた約25円の暫定税率を廃止。価格急落を防ぐ移行措置として、11月中旬から補助金を徐々に増やした。店頭価格は昨秋の175円前後から、今年1月中旬には155円を下回り、約4年半ぶりの安値になった。

 業界関係者は「値上がりは今週末から本格化するだろう」と予測する。

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