金価格3万305円、最高値更新 イラン攻撃、安全資産需要強まる

 地金大手の田中貴金属工業は2日午後、金の店頭販売価格を1グラム当たり3万305円に設定した。前週末の午前9時半時点と比較して1571円上昇し、最高値を約1カ月ぶりに更新した。米国とイスラエルによるイラン攻撃で地政学リスクが高まり、安全資産としての金の需要が強まった。

 「有事のドル買い」によって外国為替市場で円安ドル高が進み、ドル建ての国際価格を円換算して決まる国内価格が押し上げられた面もある。田中貴金属工業は2日午前に店頭販売価格を2万9865円に設定していたが、市場の動きを踏まえて更新した。

 金価格は1月29日に初の3万円台となる3万248円を付けて最高値を記録。その後は足踏み状態が続いていた。

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