日本の労働生産性28位 非正規増や円安響く

 日本生産性本部が22日発表した2024年の労働生産性の国際比較によると、日本の時間当たりの生産性は経済協力開発機構(OECD)加盟38カ国中28位だった。人手不足を背景に非正規労働者の割合が増え、円安で海外からエネルギーや原材料を購入する力が落ちたことが響いたという。

 統計数値の見直しで23年の日本は26位と位置付けたため、順位を二つ落としたことになる。

 日本の1時間当たりの生産性は60・1ドル(購買力平価換算5720円)で、OECD平均は79・4ドルだった。

 トップは低い法人税率で各国の本社を誘致しているアイルランドの164・3ドル。米国は4位。

経済最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング

    話題の写真ランキング

    リアルタイムランキング

    注目トピックス