欧州連合、南米FTA1月に署名 農家の反発で遅れ

 【ブリュッセル共同】欧州連合(EU)のフォンデアライエン欧州委員長は18日、ブリュッセルで開いたEU首脳会議で、南米の関税同盟メルコスル(南部共同市場)との自由貿易協定(FTA)について、来年1月に署名する意向を示した。安価な農産品の流入を懸念するEUの農家の反発を受け、当初の予定から遅れる。EU外交筋が明らかにした。

 フォンデアライエン氏は週内にブラジルを訪れ、FTAに署名する方針だった。だが、農業大国のフランスやイタリアが農家への保護策が不十分だとして、反対する意向を示していた。

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