サッカーのW杯北中米3カ国大会で活躍した日本代表FW前田大然(28)=セルティック=が10日、都内で、自叙伝「がむしゃら なぜ俺は、こんなに走るのか-。」(幻冬舎)のお渡し会&W杯報告会を開いた。担当者によると、7月8日に募ったお渡し会用の数百冊が受付開始から1分半で完売。前田は「たくさんの人に僕のことを知ってもらえる機会になった」と喜んだ。
同書では前田のこれまでの挫折や、そこからはい上がってきた戦いの記録が明かされている。スウェーデン戦で得点をあげたW杯での活躍も影響してか、7月7日に重版が決定した。お渡し会では、子どもから大人まで、横浜Mやセルティックのグッズを手に記念撮影を楽しむ多くの参加者が見られた。
“フィーバー”の一方で、チームメートからの反響は少ないようで「あんまり言われてない」と苦笑い。特にMF鎌田大地(クリスタルパレス)からは冗談交じりに「こんなのいらんやろ」といじられたという。「でもたくさんの人に読んでもらえたらうれしいなと思っています」と話した。
50メートル6秒を切る快足アタッカーは、持ち味の爆速プレスによる前線からの献身的な守備でオランダ、ブラジルといった強豪国を苦しめた。走り続ける原動力については「本当に僕自身、すごいいろんな人生を送ってきて、その中でつまずいた時にたくさんの人が支えてくれた。そういう支えてくれた人のためにも、という思いでW杯も日々のチームでも戦っている。そういった人に感謝したい」と語った。